週間情報通信ニュースインデックスno.516 2005/08/06
 

1.ターボリナックス,9月15日に大証ヘラクレスに上場へ(8.6 nikkeibp.jp)
ターボリナックスは8月5日,大阪証券取引所「ヘラクレス」市場への上場が承認されたと発表した。上場予定日は9月15日。

1万株を新規に発行し,9億1000万円の調達を見込んでいる。 製品ラインナップの拡大を目的とした設備投資に6億6000万円,インド,東南アジアでの拠点拡充に2億円,借入金の返済に5000万円を充当するとしている。

また同社は,過去3期の1株当り利益についても明らかにした。 2004年12月期の1株当り利益は750.28円。2003年12月期の1株当り損失は 254.30円。2002年12月の1株当り利益は850.75円。 現在の発行済み株式総数は7万7000株で,2004年12月14日付けで,株式10 株を1株にする株式併合を行っている。

ターボリナックスは,ライブドアの子会社で,Linux OSの開発,販売などを手がける。

2.NTTグループの第1四半期は減収減益、光シフトが鮮明に(8.3 nikkeibp.jp)
NTT持ち株会社は8月3日、2005年度第1四半期のグループ連結決算を発表した。 営業収益は前年同期比543億円減の2兆5996億円。 営業利益は同223億円減の3996億円だった。 NTT持ち株会社のほか、NTT東西地域会社、NTTコミュニケーションズ、NTTデータ、NTTドコモが連結対象となる。

連結営業収益のうち最も減収額が大きかったのは固定音声関連。前年同期比で495億円の減収となった。 一方で増収額はIP系・パケット通信が最大。 しかし249億円の増収に留まり、固定音声の減収を補うことはできなかった。 ただし、人件費など連結の営業費用を前年同期比で320億円圧縮し、減収幅を抑えた。

3.NTTドコモ、3%減収も経費削減で4%営業増益(8.1 日経エレクトロニクス)
NTTドコモの2005年4月−6月期連結決算は、売上高が1兆1871億円(対前年同期比3%減)、営業利益が2876億円(同4%増)、税引前利益が3534億円(同28%増)、純利益が2079億円(同22%増)の減収増益となった(発表資料)。上半期、通期の業績見通しに変更はない。

減収の原因は、端末の販売台数減少や「ファミリー割引」の拡充に伴う通話料収入の減少など。一方で、売上高に連動する販売費・一般管理費の低減や物件費の圧縮、1契約当たりの月間平均通話時間(MOU)の増加などにより、収益性が改善した。英Hutchison 3G UK Ltd.の株式売却益620億円を税引前損益ベースで計上したため、税引前利益と純利益が大幅に増加した。

解約率は2005年1月−3月期に1%を切り0.96%となったが、今回さらに低下し0.80%となった。「10代や20代をはじめ、あらゆる年齢層で解約率が低下している。これまでに打ち出してきた料金施策が受け入れられたことや、多くの種類の端末を発売したことで選択の幅が広がったことなどが背景にあるのではないか」(同社代表取締役社長の中村維夫氏)。国際電話を含む1契約当たりの月間平均収入(ARPU)は、前年同期の7420円に対し今回は6940円だった。

4.携帯/メールへのシフトくっきり、固定電話の通話時間が過去最低に(8.5 nikkeibp.jp)
総務省は8月4日、2004年度の音声通信サービスの利用状況について調査した結果を発表した。 それによると、固定電話間の国内総通信時間は25億8000万時間となり、前年度比14.9%減。1988年の調査開始以来過去最低を記録した。

携帯電話やメールなどに国民の通信手段が移行しつつあるほか、ブロードバンド回線の普及により、これまで固定系トラフィックに含まれていた加入電話のダイアルアップも減少している。 また固定電話/移動電話間の総通信時間も7億5900万時間で同11.1%減となった。 一方、移動電話間の総通信時間は13億 1800万時間で同0.7%増と、拡大傾向が続いている。

また発着信側のいずれかがIP電話である通話の総通信時間は1億8300万時間に達した。このうちIP電話間の通話時間はまだ3300万時間に過ぎないが、契約件数は050、 0AB−J電話番号だけをみても830万件と前年度比57.2%増。固定電話契約件数の1/7強に相当する規模にまで成長している。

5.「米国ティーンのネット・ユーザーは2100万人,約半数が毎日アクセス」,米調査(7.30 nikkeibp.jp)
米国の非営利調査機関Pew Internet & American Life Projectが,米国のティーン・エイジャによるインターネット利用について調査した結果を米国時間7月27日に発表した。それによると,インターネットを利用しているティーンは約2100万人に達し,その約半数が毎日利用しているという。また,家庭でブロードバンド接続をしているティーンは51%だった。

 調査は2004年11月に,米国の12−17才の若者1100人と,その両親を対象に実施したもの。

 ティーンはさまざまな技術を使ってインターネットを利用している。デスクトップ・パソコン,ノート・パソコン,携帯電話,PDA(携帯情報端末)といったネットワーク対応機器を1つ以上利用しているティーンは84%。自分専用の携帯電話を所有しているティーンは約45%だった。

 また、ティーンのネット・ユーザーにその利用法を尋ねたところ,以下のような回答が得られた。

・オンライン・ゲーム:81%
・ニュースの閲覧:76%
・オンライン・ショッピング:43%
・ヘルス関連情報の入手:31%

 インスタント・メッセージング(IM)を利用するティーンのネット・ユーザーは75%で,IMに費やす1日当たりの平均時間も4年前と比べ延びている。また,ティーンはIMと電子メールを相手によって使い分けていることが分かった。「先生や学校など“大人”とのやり取りや,詳しいメッセージを送る場合に電子メールを用い,友人との毎日のコミュニケーションにはIMを利用している」(Pew Internet & American Life Project)

 さらに調査から,15−17才の女子がインターネットの“パワー・ユーザー”であることが分かった。IMを利用したことがある15−17才の女子は97%で,同世代の男子(87%)を上回った。テキスト・メッセージングを利用したことがあるこの年齢層の女子が57%であるのに対して,同世代の男子は40%だった。

 「ティーンはさまざまな場所からインターネットにアクセスしており,オンラインで過ごす時間も増えている。またIMやテキスト・メッセージングといった機能をすぐに習得し,モバイル機器を使ってその恩恵を最大限に受けているようだ」(Pew Internet & American Life Project,上級リサーチ・スペシャリスト)
 
 

ホームページへ