週間情報通信ニュースインデックスno.504 2005/05/07

1.米IBMがリストラ策を発表、1万−1万3000人の人員削減計画など(5.6 nikkeibp.jp)
米IBMは米国時間5月4日に、人員整理を含むリストラ策を明らかにした。 世界規模で、1万?1万3000人の従業員を削減する。主に欧州事業を対象とする。
同社はリストラ策について、「当社の効率を高め、顧客と直接的に関わる業務を強化し、急成長市場における事業機会を獲得するため」と説明した。 従来の欧州横断的な経営を縮小し、より小規模で柔軟な地域業務部門を形成して、顧客と密に接する機会を増やすとしている。

「グローバルな業務統合を目指すと同時に、成長が減速気味の欧州市場などにおける利益性を見直し、より高成長の市場にリソースを移行する」(同社)
これらのリストラ策により、2005年第2四半期に税引き前経費13億?17億ドルを計上する予定。同社は、「2005年後半に、リストラ策の成果が現れ始める」と見込んでいる。

2.「創業以来、類をみない厳しさ」に直面、三洋電機の決算(4.28 nikkeibp.jp)
「当社グループにとって創業以来、類をみない大変厳しい経営環境――」。三洋電機は2004年度の連結決算を発表した。売上高は対前年度比1%減の2兆4846億円。営業利益は同56%減の423億円。営業利益率は同2.1ポイント減の1.7%である。

当期純損益は、新潟県中越地震に起因する半導体事業の不振に伴う関係会社株式評価額や繰り延べ税金資産の見直しによって大幅な赤字になった。具体的には、2003年度の134億円の黒字から今回は1371億円の赤字に転落した。
 

3.PC向けサイトが見られる「フル・ブラウザ・ケータイ」、各社の違いは(4.28 nikkeibp.jp)
一般のパソコン向けWebコンテンツをそのまま表示できる「フル・ブラウザ」を標準搭載した携帯電話/PHSや、これを実現するアプリケーション・ソフトが続々と登場している。ウィルコム、KDDI、ボーダフォンに続いて、NTTドコモもビジネス・パーソン向けにフル・ブラウザ端末「FOMA M1000」を4月に発表した。

携帯電話で使えるフル・ブラウザには、大きく2種類のタイプがある。一つはフル・ブラウザが携帯電話に最初から標準機能として組み込まれて提供されるビルトイン・タイプ。もうひとつは、Javaなどで記述したアプリケーション・プログラムとして提供するタイプで、携帯電話にダウンロードして機能を追加する格好になる。

前者のビルトイン・タイプを登場順に列挙すると、ウィルコムの「AH-K3001V」、KDDI(au)の「W21CA」、ボーダフォンの「Vodafone 702NK」とノキアの「Nokia 6630」、NTTドコモの「FOMA M1000」となる。後者のアプリケーション・タイプには、jig.jp(ジグ・ジェーピー)の「jigブラウザ」、プログラマーズファクトリの「Scope」、ノルウェーのオペラ・ソフトウエアの「Opera 7」、ACCESSの「NetFront 3.2」などがある。

4.米IBM、データ統合ソフト分野の新製品と取り組み強化を発表(5.6 ITPRO)
米IBMが、新しいデータ統合ソフトウエア「WebSphere Data Integration Suite」(開発コード名は「Hawk」)の提供計画と、データ統合分野の研究開発に向けた投資強化策を米国時間5月4日に発表した。

WebSphere Data Integration Suiteは、IBM社が買収したデータ統合ソフトウエア・ベンダー米Ascential Softwareの技術をベースにしている。情報分析、データ浄化、データ変換、メタデータ管理といった作業の統合プラットフォームを提供するソフトウエアで、チームや個人の生産性を大幅に向上できるという。

顧客向けベータ版は2005年第2四半期中に利用可能とする。正式版は年内にリリースする予定。

さらにIBM社は、電子記録したデータを管理するソフトウエア「Federated Records Management」についても明らかにした。コンテンツの自動記録などを行うツール「IBM DB2 Records Manager」と「IBM WebSphere Information Integrator Content Edition」を組み合わせたソリューションで、組織全体に散らばっているコンテンツの集中管理が可能となる。

5.「XMLの知識はITエンジニアの基本に」、技術認定試験が改定(5.3 nikkeibp.jp)
XMLに関する知識やスキルの認定制度「XMLマスター」が、この6月に改定され「XMLマスターV2」としてスタートする。改定の骨子は、「認定試験の内容を、より実践的にしたこと。初級者向けの『ベーシック』と上級者向けの『プロフェッショナル』という認定の枠組みはそのままに、単純な知識の有無を問う設問を減らして、受験者に“考えさせる”実践的な設問の比率を増やした」(試験の事務局を務めるインフォテリアの穴沢悦子教育部部長)。
 

ベーシックについては、XMLデータの構造(XMLスキーマ)を定義する「XML Schema」や、XML文書を異なるスキーマを持つ文書に変換する「XSLT」など、XML関連の技術仕様を理解するための問題が、新たに加わった。一方のプロフェッショナルは、XMLや技術仕様を駆使してシステムを構築するための知識を認定する問題が加わった。具体的には、XMLデータにJavaなどのプログラムからアクセスするためのAPIである「DOM」や「SAX」、XMLスキーマの設計、各種の技術使用を組み合わせたシステムの設計・構築などの知識を問う。
 

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