週間情報通信ニュースインデックスno.83 2004/11/27
 

1.平成電電が日本テレコムを提訴へ、「おとくライン」差し止め請求(11.25 日経コミュニケーション)
通信ベンチャーの平成電電が日本テレコムへの訴訟を準備していることが分かった。 日本テレコムが12月1日に始める新型の固定電話サービス「おとくライン」を対象として,不正競争防止法に基づくサービスの差し止めを求める考え。 週明けにも東京地方裁判所に提訴する見込み。

訴訟の対象となったおとくラインは、平成電電が2003年9月に始めた「CHOKKA」(当時のサービス名は平成電話)と同様に、ユーザーが既存のメタル線と電話機を使い続けることができる固定電話のサービス。 問題視しているのは、2004年7月にテレコムの買収を完了し親会社となったソフトバンクがとったとされる行為。 平成電電は今春、ソフトバンクに通信事業を売却することで交渉していたが決裂したという経緯がある。 その後、ソフトバンクは5月末にテレコムの買収を発表した。

平成電電の佐藤賢治代表取締役は「ソフトバンク側が買収に伴う事業の精査をする過程で、技術者を送り込んで当社の電話サービスに関するノウハウを取得。 その後、テレコムを買収し当社と同様のサービスをすぐに始めた」と主張する。

2.米Oracleが米PeopleSoft株式を過半数取得、ポイズン・ピル解除を要請(11.22 nikkeibp.jp)
米PeopleSoftの敵対的買収計画を進めていた米Oracleは、株式公開買い付けで60%以上の発行済み株式を取得したことを、米国時間11月19日に明らかにした。

公開買い付けは東部時間11月19日24時に期限を向かえたが、その時点でOracle社はPeopleSoft社の発行済み株式の60%以上に相当する2億2870万2471株取得したという。これによりOracle社は、合併提案に合意するよう要求する書簡をPeopleSoft社役員会に送付した。

3.ソフトバンク、ボーダフォンの携帯電話用通信インフラ活用を検討◇ロイター(11.24 nikkeibp.jp)
関係筋によると、携帯電話事業参入を検討しているソフトバンクは、英通信大手ボーダフォン・グループの日本法人ボーダフォンから携帯電話向け通信インフラを借りることを検討している。 2006年に利用者が同じ番号のままで別の通信事業者に替えられる「番号継続(ナンバーポータビリティー)制度」が導入されるため、ソフトバンクは、携帯電話事業への早期参入を目指している。

ソフトバンクが検討しているのは、既存の携帯電話会社から通信インフラを借りてサービスを開始する「仮想移動体通信事業者(MVNO)」と呼ばれる形態で、参入の際の設備投資負担を軽減できる。一方、貸す方の通信事業者は、通信網を有効活用できるなどのメリットがある。 欧州では、英ヴァージン・グループなどがMVNOで参入している。

4.利用最多のブログは「ウェブリブログ」、満足度では「楽天」(11.26 nikkeibp.jp)
ネットアンドセキュリティ総研は2004年11月25日、ブログサービスサイトの利用度や満足度をネットユーザーに聞いた調査の結果を発表した。それによると、最も利用されているのはBIGLOBEの「ウェブリブログ」、最も総合満足度が高かったのは「楽天」だった。

シェアで上位9位のブログサービスサイトついて、「総合」「環境」「ツール」の満足度、「ブログ習熟・経験度」の4指標を調査したもの。「最も利用するサイト」「総合満足度」「現在の認知度」「理解度とはまり度」などについて分析した。

その結果、ブログを作成している人が最も利用しているサービスサイトのトップは「ウェブリブログ」で率にして16.2%に達した。以下、ライブドアの「livedoor Blog」(10.2%)、ニフティの「ココログ」(8.5%)、エキサイトの「エキサイトブログ」(8.1%)、gooの「goo BLOG」(7.9%)の順。一方、総合満足度では、1位が「楽天」、2位がpaperboy&coの「JUGEM」、3位が「ココログ」となった。

5.NTT東、無線LANアクセスを12月開始(11.25 日経コミュニケーション)
NTT東日本が無線LANアクセス・サービス「フレッツ・スポット」を12月1日に開始する。 同サービスに契約すると、出先のアクセス・ポイント(AP)からのインターネット接続が可能になる。

フレッツ・スポットは、無線LANの通信規格にIEEE 802.11bと11gを採用。ベスト・エフォートで最大54Mビット/秒のサービスを提供する。 駅やホテル、喫茶店など120個のAPでサービスを開始するが、順次APの個数を追加。 2005年度末までにAPを3500個にする計画だ。

セキュリティのレベルが異なる二つつのメニューを用意する。一つはパソコンのMACアドレスを使って認証する「標準プラン」。もう一つは利用者に電子証明書をCD-ROMまたはダウンロードで配布し、IEEE 802.1Xに準拠した認証を課す「高セキュリティプラン」である。
 

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