週間情報通信ニュースインデックスno.473 2004/09/18
 

1.「高飛車というイメージを変える」、日本オラクル幹部(9.17 日経コンピュータ)
「当社に対して『高飛車』というイメージを抱くユーザー企業がいる。 確かに、これまでその傾向があった。 このイメージを払しょくしていく」。 日本オラクルの三澤智光執行役員クロスインダストリー統括本部長はこう語る。 同社は、これまで不得意だった中堅中小企業向け市場の開拓に力を入れている最中。 三澤本部長は、そのための部隊であるクロスインダストリー統括本部を率いている。
 

日本オラクルは数年前にも、同社のERPパッケージ(統合業務パッケージ)を浸透させるために中堅企業向けの営業活動を強化した。 しかし、「オラクルの見積もり金額が高すぎて、ユーザー企業に不評だった」(三澤本部長)。 このときの同社の態度を高飛車と感じて、それ以来オラクルに不信感を持つユーザー企業が存在するようだ。

2.東ガス、今年度中にも家庭用燃料電池を市販へ(9.17 日経エコロジー)
東京ガスは、16日、今年度中にも家庭用固体高分子形燃料電池(PEFC)を世界に先駆けて市販すると発表した。
商用第1号機として、総理新公邸に家庭用燃料電池コージェネレーションシステムを設置する。商用機の導入は、世界で初めてとなる。
2003年から商品化に向けて共同研究開発を行ってきた松下電器産業製、荏原バラード製の燃料電池システム各1台を納入する方向で検討している。詳細な契約条件については今後協議していく。
 

3.米Oracle、オンデマンド事業の責任者に米HP元幹部を任命(9.16 ITPRO)
米Oracleは、同社On Demand部門の執行バイス・プレジデントにJuergen Rottler氏を任命したことを、米国時間9月15日に発表した。 同氏は、米Hewlett-Packard(HP)で公共機関担当上級バイス・プレジデントを務めた人物。

Oracle 社CEOのLawrence J. Ellison氏は、「Rottler氏が当社の幹部役員に加わり、戦略的事業の指導と発展に従事してくれることを喜ばしく思う。 同氏は、ソフトウエアおよびサービス産業における立派な実績を持ち、当社主要パートナの一社であるHP社でも功績をあげている」と述べた。 同社はOn Demand部門を通じて、「ソフトウエアの提供手法を従来のオフライン・モデルからオンライン・サービス・モデルに移行し、ソフトウエア産業を一変させる」(同氏)ことを目指す。

4.内線機能が使えるIP電話、日本テレコムが企業向けに9月から(9.16 日経コミュニケーション)
日本テレコムは9月16日、拠点間で内線番号を使った通話が可能なIP電話サービス「IP-One IPフォンネット」を発表した。 既存のPBX(構内交換機)を継続して使いながら、拠点間通話にかかるコストを削減したい企業に向く。 サービス提供開始は9月27日。

IP-One IPフォンネットは、拠点間通話にIP電話網を使うことで通話料を0円にできる。 各拠点に設置したPBXを音声VPN(仮想閉域網)サービスで接続し、拠点間の内線網を実現している企業は、PBXを新サービスのIP電話網につなぎ替えることで、番号設定を変更することなく移行できる。

5.シン・クライアント機能を備えた1CD Linux新版の日本語版公開(9.16 ITPRO)
独立行政法人 産業技術総合研究所(産総研)は9月16日、1CD Linuxの新版「KNOPPIX 3.6」の日本語版を公開した。 新版の特徴は、シン・クライアント機能を備えたこと。 ネットワークを介して別のLinuxマシンに接続し、Xウインドウの GUIにより遠隔操作できる。 WindowsのターミナルサービスやMetaframeに相当する機能である。

シン・クライアント機能は、FreeNX Serverと呼ぶオープンソース・ソフトウエアを利用して実現する。 FreeNXは、伊NoMachineが開発したNX Serverのオープンソース版。FreeNX ServerをサポートしたLinuxディストリビューションとしては、KNOPPIXが最初という。
 
 

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