週間情報通信ニュースインデックスno.465 2004/07/17
 

1.三菱東京とUFJが正式会見、「システム統合は顧客最優先で考える」(7.16 日経コンピュータ)
「システムの重要性は十分認識している。 システム統合の方法については、顧客中心の考えで進めていく」。東京三菱銀行の頭取を務める三菱東京フィナンシャル・グループ(MTFG)の畔柳(くろやなぎ)信雄社長は、7月16日に開催したMTFGとUFJグループの経営統合に伴う記者会見の場で、こう話した。
 

畔柳社長のコメントは、「メガバンクのシステム統合は膨大なコストと時間がかかる 。両行のシステムを並存させるのも現実的な選択肢ではないか」との、記者の質問に答えたもの。畔柳社長は、「長い間システムを統合できないのは(利便性の面で)よくないが、だからといってシステムが不安定なまま強引に統合するのも、システム・トラブルで顧客に迷惑がかかる。こうしたバランスを考え、具体的な統合方法を研究していく」と続けた。

2.デジカメ低価格版、イオンに続きヨーカ堂も米社製で参戦(7.14 日経ビジネス)
イトーヨーカ堂は、6月19日に米コンコルドカメラと共同開発したデジタルカメラ「CONCORD Eye-Q 5062AF」を発売した。 大々的にチラシを打ったわけではなく、発売前日や当日の新聞に新製品紹介の記事が小さく載っただけだったが、「有効画素数 500万画素、税込み1万9800円」に対する反響は大きかった。

記事を読んだ消費者からコンコルドのホームページにアクセスが殺到し、しばらく表示されなかったほど。このデジカメをヨーカ堂の101の店舗とグループ企業のインターネット通販で売り出したところ、6月19−20日の土日で初回出荷分はほぼ完売。 その翌週の2回目の出荷も売り切った。 発売後3カ月で1万台という販売目標を立てていたが、7月末には達成する見込みだ。

3.インターネットVPN利用企業、2004年度には41.7%に増加(7.16 日経マーケットアクセス)
『日経マーケット・アクセス』(http://ma.nikkeibp.co.jp/ )が国内企業の情報システム担当者を対象に、2004年3月?4月に実施した「企業パネル調査2004-2005 情報システム/IPネット利用実態(第1回)」によると、インターネットVPNをWAN回線に利用する企業が2004年度も増えることが分かった。

複数の事業所や支店をコンピューター・ネットワークで結んでいる回答企業のうち、インターネットVPNを利用しているところは2004年3月末時点で 30.6%だった。これが、1年後の2005年3月末見通しでは11ポイント増の41.7%となる。広域Ethernetの利用企業も、インターネット VPNほどではないが増加する。2004年3月末の広域Ethernet利用企業は19.1%だったが、2005年3月末の予定では23.8%となった。

4.大阪ガスが1万台強の無線LAN対応FOMA導入、来年5月稼働(7.15 日経コミュニケーション)
大阪ガスは7月15日、IP電話と携帯電話を組み合わせた電話システムを導入すると発表した。 導入予定の電話機1万2000台のほとんどは、NTT ドコモの第3世代携帯電話サービス「FOMA」と無線LANの一体型携帯端末にする。 大阪ガスの主要拠点49カ所に、2005年5月から順次導入を進める。 インテグレーションを担当するのは、NTT西日本。
大阪ガスによると、IP電話システムへの移行により、電話設備にかかる費用や通信費用をそれぞれ約5割、削減。年間で4億5000万円のコスト削減効果になると試算している。
 

5.IYグループもIP電話導入、全国1000拠点に拡大(7.15 nikkeibp.jp)
イトーヨーカ堂グループ(IYグループ)がIP電話を全国1000拠点に導入することが7月15日、明らかになった。 IYグループの情報システム部門と共同でシステム・インテグレーションを担当したNECとNRIデータサービスが発表した。 IY グループは、NECのSIP(session initiation protocol)ベースのIP電話サーバー「UNIVERGE SV7000」とNEC製のIP電話機を導入。自らがSV7000を管理する「自営IPセントレックス」方式を採った。 既に5月に移転した東京都千代田区のIYグループ新本部ビルに4000台規模のIP電話機を導入済みである。
 
 

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