週間情報通信ニュースインデックスno.462 2004/06/26
 

1.東西NTTの個人向けIP電話,KDDIらが認可に反対(6.23 日経コミュニケーション)
総務省は6月23日,NTT東西地域会社が認可を申請している「集合住宅向けIP電話サービス」に対して募集したパブリック・コメントを公開した。 KDDIなどの競合事業者や東西NTT自身が意見を提出した。 KDDIやケーブル・アンド・ワイヤレスIDCは,「公正競争を阻害するため認可すべきではない」との意見を提出した。 ケイ・オプティコムも,「(東西 NTTは今回の申請で)戸建て向けのIP電話サービスを提供するための既成事実を作ろうとしている」と強く批判。反対姿勢を鮮明に打ち出した。

一方,フュージョン・コミュニケーションズは,認可された後に問題となりそうな点を指摘するだけにとどめた。 日本テレコムやソフトバンクBBも「認可までに慎重な検討が必要」としたものの,明確な反対姿勢は打ち出さなかった。

2.東芝が「世界最小」の燃料電池を開発、2005年に携帯機器へ搭載(6.25 nikkeibp.jp)
「世界最小の燃料電池システムを開発した。2005年中に携帯機器に搭載する」(東芝 ディスプレイ・部品材料統括統括責任者の福間和則氏)。 東芝が開発した燃料電池の外形寸法は22mm×56mm×9.1mm(最薄部は4.5mm)で、重さは8.5gと軽い。 メタノールを燃料電池の燃料極に直接供給する「ダイレクト・メタノール方式」で、濃度100%のメタノールを燃料とする。 最大出力は 100mW。 固体高分子電解質膜に3組の電極を配置して1.2Vの出力を得る。 内蔵する燃料タンクに2mlのメタノールを収めることができ、携帯型音楽プレーヤであれば20時間駆動できるという。

3.ソフトバンクが3Gサービス実験開始,TD-CDMAの本免許を取得(6.24 日経コミュニケーション)
ソフトバンクBBは6月24日,第3世代移動通信システム「IMT-2000」の通信方式「TD- CDMA」(time division-code division multiple access)を使った実験用基地局の本免許を6月22日に取得したと発表した。 モバイル・サービス実現のための実証実験を開始する。

ソフトバンクは,2003年12月にTD-CDMAの予備免許を取得していた。 予備免許を取得すると,実験用の基地局などを設置するための工事ができるが,屋外での実証実験はできない。 今回ソフトバンクBBは本免許を取得することで,試験電波を流せるようになる。

TD-CDMA方式の実験には,米IPワイヤレスの端末や基地局を使用する。 実験は,データ通信のほかVoIP(voice over IP)による音声通話,ハンド・オーバーなども検証する。 実験期間は半年から1年を想定している。

4.米Qwest、全米の企業向けにVoIPサービスを提供(6.24 nikkeibp.jp)
米Qwest Communications Internationalは、全米の企業向けにVoIPサービス「Qwest OneFlex」を提供する。 同社が米国時間6月23日に発表した。 Qwest OneFlexは、7月に西部地域の4都市でサービスを開始し、その後、段階的に全米規模に拡大する予定。 同社は、すでにミネソタにおいて一般ユーザー向けにVoIPサービスを提供している。

同サービスは、同社の全米IPネットワークを介して提供される。 企業は、「Qwest iQ Networking」接続により、高速インターネット・アクセスとともにローカル通話、長距離通話が利用できる。 顧客は、Webインタフェースを使って、電話会議、新ユーザーの追加、ボイスメールの設定などが容易にできる。

同社は、企業と一般ユーザー向けに高品質で低価格な VoIPソリューションを提供するための基盤を作るために、2年以上にわたり戦略的にVoIP技術を自社の全米ネットワークとローカル・ネットワークに配備してきた。 同サービスの提供にあたり、バックオフィス機能に関して米IBMのアーキテクチャ「Service Provider Delivery Environment(SPDE)」を採用する。 米Sonus Networksは、米Sylantro Systemsと共同で顧客が必要な機能を選べる技術を提供する。

5.「iモードFeliCa」が7月スタート、不正使用の対策は?(6.24 nikkeibp.jp)
非接触ICカード「FeliCa」を内蔵した携帯電話と、それを使ったサービス「iモードFeliCa」の提供が、いよいよ7月上旬に始まる。 サービス基盤を提供するNTTドコモは、携帯電話の“生活ツール化”と位置付けている。 キャッチフレーズは「おサイフケータイ」。b財布の中味であるお金やクレジット/キャッシュカード、会員証そして家の鍵などが、携帯電話に入ってしまうサービスという触れ込みだ。

サービス開始時に提供される携帯電話機は4機種。b唯一のFOMA端末である「F900iC」は、FeliCa機能自体は他のmova3機種と変わらないが、強固なセキュリティ機能を備えているのが特徴である。 セキュリティ機能としては、暗証番号や指紋センサーによる認証を通らないとFeliCa機能が使えない「ICカードロック」を搭載する。 さらに「遠隔ロック」機能も備える。これは登録した電話番号または公衆電話からあらかじめ決めたパターンで呼び出し音を鳴らせば、FeliCa機能を停止できるもの。 遠隔操作でロックできるため、電話機の紛失時などに効果がある。
 
 

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