週間情報通信ニュースインデックスno.459 2004/06/05

1.NTTコムの電源設備が故障でサービス停止、@FreeDにも飛び火(5.31 日経コミュニケーション)
NTTコミュニケーションズ(NTTコム)が東京・大手町に設置する電源設備に障害が発生し、一部ユーザーで同社のネットワーク・サービスを利用できない状況が続いている。 この障害はNTTドコモのPHS向け定額データ通信サービス「@FreeD」にも影響を与えており、同サービスに加入する約33万5000ユーザーがインターネットに接続できない状況も続いている。 31日19時時点で復旧のめどは立っていない。

障害発生時刻は、31日の15時20分。NTTコムの大手町ビル内にある電源設備の一部が故障した。 通常であればメインの電源が故障すればバックアップ用の電源に切り替わる。 しかし、今回はバックアップ側の電源設備にも故障が発生し、動作しなかった。 故障が発生した電源設備を利用する企業向け通信サービスに影響が出ている。 具体的には、「Arcster ダイレクト」、「Arcster IP-VPN」、「e-VLAN」、「.Phone IP Centrex」、プロバイダ向けIP電話サービス、国際専用線の一部がサービス停止した。 

2.続報:NTTコムの大規模障害、原因は2カ所の分電盤の同時故障(6.2 日経コミュニケーション)
5月31日15時20分に発生したNTTコミュニケーションズ(NTTコム)の大規模障害は、6月1日午前2時59分に全面的に復旧した。サービスの停止は約12時間に及んだこととなる。
影響は、東京を中心とする企業向けデータ・サービスで約2万回線、IP電話サービスは全国で約34万番号、インターネット接続サービス(OCN)は関東甲信越を中心に約15万回線、全国約1000拠点の公衆無線LANサービス(HOTSPOT)と広範囲に渡った。

3.早大/マイクロソフトなど、国内IT投資実態を分析/可視化(6.2 nikkeibp.jp)
早稲田大学、マイクロソフト、リンゴラボは6月2日、企業情報システム導入事例のインデックス・システムと分析用の可視化技術について、共同で研究開発を進めていると発表した。 開発中のシステムは、国内IT投資の実態をWebサイトに掲載されている事例から分析し、企業規模/業種/地区特性/年次/目的などのカテゴリーに分類、IT投資の傾向を2次元データとして可視化できるという。

このシステムは、「Windows Server 2003」「SQL Server」「.NETフレームワーク」上に、C#を使ってプログラミングしている。可視化の表現技術にはJ#を使用、今後はActiveXに移行する予定という。システムは無料公開する予定で、現在、第1次プロトタイプをWebサイトで公開している。

4.ソフトバンク、IP電話/無線LANの特許を追加出願(6.2 日経コミュニケーション)
ソフトバンクBBがIP電話に関連する特許を2件出願していたことが、日経コミュニケーション誌の調査によって分かった。 これでソフトバンク・グループによる特許出願は、ソフトバンクによるものが9件、ソフトバンクBBが3件の合計12件になった。

今回、明らかとなった2件の出願は企業向けのIP電話を対象とした「音声ゲートウェイ装置」(公開番号:特開2004-128891)と「通信サービス提供システム及び通信サービス提供方法」(公開番号:特開2004-128890)である。両方とも1年半前の2002年10月2日に出願している。

5.04年Q1の世界モバイル機器市場はスマートフォンが急伸(6.2 nikkeibp.jp)
調査会社の英Canalysは、モバイル機器の世界市場に関する調査結果を英国時間6月1日に発表した。それによると、2004年第1四半期のモバイル機器出荷台数は593万台で、前年同期の421万台から41%増加した。 「スマートフォン/多機能携帯電話の出荷台数が115%増えたのに対して、ハンドヘルド(無線対応を含む)は1%の増加にとどまっている」(同社)
メーカーの首位はフィンランドのNokiaで、出荷台数は前年同期の90万4880台から85%増の167万160台に達した。第2位は米PalmOneの99万5960台(前年同期比9%減)、第3位は米Hewlett?Packard(HP)の57万7650台(同29%増)だった。

*スマートフォン:コンピュータを内蔵し、音声通話以外に様々なデータ処理機能を持った携帯電話。電子メール機能やWebブラウザを内蔵し、インターネットに接続することができる携帯電話などがこれにあたる。NTTドコモのiモードはスマートフォンを利用したサービスといえる。
 
 
 

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