週間情報通信ニュースインデックスno.446 2004/03/06

1.2038年問題のチェック漏れで、KDDIが誤請求(3.5 日経コンピュータ)
KDDIは3月5日、国内電話の料金請求に誤りがあったことを発表した。誤請求が発生したのは通話数で4万5866件、総額で約1346万円分。同社は、「いわゆる“2038年問題”が原因と考えている」とコメントする。
西暦2038年問題とは、システムをUNIX環境で利用している場合に、グリニッジ標準時の2038年1月19日3時14分8秒を過ぎるとシステムが正しく時刻を認識できなくなるというもの。 1月11日に20行以上の銀行でATM(現金自動預払機)が一部の取引で正常に利用できなくなったのも、これが原因である。

2.携帯の月間純増数はauが5カ月連続トップ(3.5 日経コミュニケーション)
電気通信事業者協会(TCA)は3月5日、携帯電話契約数の2004年2月の月間純増数を発表した。 au(KDDIと沖縄セルラー電話)が2003年10月から5カ月連続の首位をキープ。2月の純増数は27万3800で、市場全体の月間純増数41万2700のうち66.3%を占めた。累計ユーザー数は1648万3100となった。
 

3.ソフトバンクBBが情報管理の諮問委員会を設置,顧客情報漏えい問題を受け(日経コミュニケーション)
ソフトバンクBBは3月3日,個人情報管理諮問委員会を設置したと発表した。社外の有識者からの情報管理に対する評価や提言を受けることで,約450万人の顧客情報が流出したソフトバンクBBの情報管理体制を強化する。

新たに設置した委員会は,(1)個人情報管理体制改善への提言,(2)改善策の進捗状況のチェック,(3)個人情報管理の運用状況の監視,(4)個人情報管理に関する最新動向の情報提供−−などを目的に活動する。

委員会のメンバーは,警察庁出身で初代内閣広報官を務めた宮脇磊介氏,ジャーナリストの高橋伸子氏,弁護士の牧野二郎氏の3人。各メンバーには任期はない。 第1回の委員会は,「近日中にも開催する見込み」(ソフトバンク広報室)。今後,数カ月に一度の頻度で開催し,活動結果をソフトバンクBB取締役会へ提言する。

4.全周波数に対応する無線ICタグ用ICチップ、FECが2004年4月に出荷(3.4 日経バイト)
アンテナ/ICチップ・ベンダーのエフ・イー・シー(FEC)は、13.56MHzから2.45GHzまでの全周波数に対応できる無線ICタグ用ICチップ「MMチップ」を開発した。これまでUHF帯と2.45GHz帯の両方に対応したICチップはあったが、13.56MHz帯にも対応したチップは珍しい。MMチップを使う無線ICタグの製造と開発、販売はトッパン・フォームズが担当する。
 

5.米国企業の約半数が電子メール/ドキュメントの記録保管に関するポリシー持たず(3.6 日経BizTech)
「過去に大きな問題が発生しているにもかかわらず、米国企業の半数近くが電子メールや電子ドキュメントについてのポリシーがない」。米Cohasset Associatesは、企業の電子情報記録に関する調査結果を米国時間3月4日、発表した。 この調査は、記録情報管理の関連団体ARMA Internationalと画像情報管理の事業者団体AIIM Internationalの委託により、Cohasset Associates社が2200人の記録担当マネージャを対象に実施したもの。それによると、回答者の47%は「自社の文書保管および廃棄スケジュールに電子記録は含まれていない」と述べ、「電子メールの保管に関する正式なポリシーは存在しない」という企業は59%にのぼった。 企業の46%は「係争中の訴訟または法的調査への対応が必要となった場合、関連記録の保管システムがない」としており、法規関連の文書が破棄されている可能性を示唆している。
ARMA Internationalエグゼクティブ・ディレクタ兼CEOのPeter R. Hermann氏は「企業の大半が電子ドキュメントを作成し、電子的にやりとりしているにもかかわらず、電子記録に関して真剣に考えていないのは驚くべきことだ」と語る。「媒体が紙であろうと電子であろうと、必要なときに検索でき、一定期間経過後は廃棄するような管理を行なう必要がある」(同氏)
調査結果では、企業の71%が「紙媒体の記録は記録担当マネージャが管理し、電子記録はIT部門が管理する」ことが明らかとなった。ただし、回答者の67%は「IT部門はパソコンを専門としているものの、記録管理の基本原則である『ライフサイクル管理』を理解していない」と指摘している。 「電子メールや電子ドキュメントは、データではなく、通常の記録として取り扱う必要がある」(AIIM International会長兼CEOのJohn F. Mancini氏)
 
 
 
 
 

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