週間情報通信ニュースインデックスno.424 2003/09/27

1.三洋電機が日本シーベルのCRMアプリを採用(9.23 日経デジタル・エンジニアリング)
 日本シーベル(本社東京)は、三洋電機がコールセンター向けアプリケーション「Siebel Call Center」(米Siebel Systems社)を採用したと発表した。
 三洋電機は顧客相談窓口におけるCRM(Customer Relationship Management)構築の基盤として同アプリを導入。相談窓口における対応品質の向上や電話対応業務の効率向上などを狙う。
 
2.日本テレコム買収に米ゴールドマンなど数社も参加=リップルウッド(9.24 ロイター)
米投資会社リップルウッド・ホールディングスは、12月までに買収を完了する日本テレコムについて、新たに米ゴールドマン・サックスなど数社が買収に参加することを明らかにした。

 リップルウッド広報担当者によると、新たに参加するのは、ゴールドマン・サックス、米投資会社ニューブリッジ、英生保プルーデンシャル系のPPMを中心とした投資グループ。 買収金額2613億円のうち、銀行ローン約2000億円を除く金額について、3分の1程度を投資グループが拠出する。 同広報担当者によると、これにより、日本テレコム株式の3分の1程度は、投資グループが保有することになる。

3.マイクロソフトがトロン陣営と提携,ネット家電に本格進出へ(9.25 日経コミュニケーション)
坂村健東大教授が主催するT-Engineフォーラムとマイクロソフトは9月25日,携帯電話やディジタル・カメラなどのユビキタス機器やネットワーク情報家電向けOSを共同開発することで合意したと発表した。 近い将来,携帯電話,ディジタル・カメラ,車など,これまでトロンが強かった分野に,マイクロソフトのOS「Windows CE .NET」が本格的に進出することになりそうだ。

 T-Engineフォーラムは,OS「トロン」のユビキタス機器向け標準仕様の策定をしている非営利団体。 百万分の1秒単位の応答速度で動く「リアルタイムOS」の分野では,「トロンが,世界の組み込み機器市場の6割のシェアを持つ」(坂村健T-Engineフォーラム会長)。 
 共同開発の具体的な目標は,T-Engineフォーラムが規定するハードウエアの標準仕様「T-Engine」とT-Engineフォーラム標準のOS「T-Kernel」の上でWindows CEを動作させるというもの。「T-Engineから見れば,Windows CEは,T-Kernel上の巨大なミドルウエア」(坂村会長)となる。 モーターの制御など高速な応答が必要な機能はT-Kernelが担当。 一方,ユーザー・インタフェースや他の端末との通信,Webブラウザ,音楽や映像などはWindows CE .NETが担当する。

4.ウイルス対策関連サイトの利用が急増--調査(9.25 日経Biztech)
インターネットの利用動向を専門に調査しているネットレイティングスは2003年9月25日、8月の月間調査結果を発表した。 それによると、Windowsを攻撃対象にしたコンピュータ・ウイルス「Blaster」「Sobig」などの被害の影響で、ウイルス対策ソフト企業のWebサイトへのアクセスが急増したことが明らかになった。

同調査は、8月1日から31日までのWebサイトやバナー広告のユニークな閲覧者数をカウントした。調査結果では、シマンテックの利用者が対前月比151%、トレンドマイクロが225%、ネットワークアソシエイツが135%、ソースネクストが171%と大幅な伸びを示した。

今回の調査結果についてネットレイティングスは、8月に出現した一連のコンピュータウイルスが全世界で大きな被害をもたらしたことに加え、マスメディアでも幅広く報道されたことなどの影響が大きかったと分析。コンピュータ・ウイルス情報が今では「台風情報や冬季のインフルエンザ情報のように生活に欠かせない警報の一つ」になりつつあるとコメントしている。

5.AT&T、企業向けVoIPサービスを2004年より開始(9.25 日経Biztech)
米AT&Tは、企業向けのVoice-over-IP(VoIP)サービスを米国時間9月23日に発表した。2004年より、同社のVPNサービス「Managed Network Virtual Private Network」のオプションとして提供を開始する。

米国のグローバル企業や政府機関をターゲットとし、当初は米国内のVoIP通話を提供する。 2004年を通じて、40カ国に対象を広げる計画である。
主な特徴は以下の通り。
・VoIPの世界標準と、ITUが定めたサービス・レベル契約(SLA)をベースにする。
・動的なリアルタイムのバンド幅割り当て機能と、音声とデータの優先度を判断する機能を備える。
・音声サービスとデータ・サービスを1つの請求書にまとめる。
 
 
 

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