週間情報通信ニュースインデックスno.416 2003/07/26

1.コンビニの売れ筋を作るツボ--“女心”を狙い撃てるか(7.22 日経ビジネス)
「カップ麺は食べるけど、コンビニエンスストアで、レジの店員を前にして買うのは恥ずかしい」。 味の素で家庭向け食品を担当する食品第2部家庭用グループ長の重宗之雄氏(40歳)の耳には、消費者を集めたグループインタビューの席で、1人の若い女性から出た一言がずっと残っていた。

スープの中に短いパスタを入れて食べる「スープパスタ」。 重宗氏が開発の指揮を執ったこの商品は、全国販売を開始した2002年度の売上高が当初予想の約2.5倍に当たる65億円を記録した。これは、約700億円と言われる国内の洋風スープ市場の約1割に達する。 商品の入れ替わりが激しいコンビニで浮沈のカギを握るのは女性だ。その購買心理をきめ細かく読み解き、商品化した企業が成功を収める。

2.赤字旅館の再生に挑むJTB新規事業の成算とは(7.22 日経ビジネスアソシエ)
国内旅行はバブル崩壊以降、長期低落傾向にある。国土交通省の観光白書によれば、国内観光旅行の1人当たり宿泊日数はピークだった1991年の3.06泊からほぼ毎年前年を下回り続け、2002年は2.24泊となった。

これに伴い旅館の数も減り続けている。総務省の事業所・企業統計調査(5年ごと)によれば96年の6万4724軒から2001年には5万7293軒と5年間で11.5%も減少している。しかも、旅館の約半数は赤字経営と言われる。このままでは衰退の一途をたどりかねない。旅館業を何とか再生したい。 そんな思いから立ち上がったのが、ツーリズム・マーケティング研究所の主任研究員、井門隆夫だ。 同研究所は、国内最大手旅行会社のJTBが2001年6月に設立した企業だ。

 「集客力を高めるために、施設整備やサービス改善、料理の質の向上、価格の低下を進めるという一般的な手法を勧めていた。 しかし、全国の旅館が似たようなことをしたので、特徴が出せずにコストが増え、収益が減った。私がやってきたのは、旅館の魅力を失わせる規格化で、経営企画ではないことを痛感した」

そこで井門はオフィスを飛び出し、現地に足を運んだ。地域性や旅館の特徴などを生かした、旅館にとって最適な経営手法や集客の施策を仕掛けるコンサルティングを自力で始めた。井門は、経営者だけでなく従業員も一緒になって考えることを重視した。 「経営者がいくら頑張っても、従業員がやる気にならなければ効果は上がらないからだ」

3.NTTデータ、EC向け決済代行事業に参入(7.22 日経ニューメディア)
NTTデータは2003年7月22日、インターネット上の仮想店舗や、仮想店舗の決済を代行するクレジットカード会社などを対象にした決済システムの提供サービスを、同日に開始したと発表した。

クレジットカード会社に提供している決済用ネットワーク「CAFIS」を活用したもので、同社がこれから展開するインターネット決済関連サービス「CAFIS BlueGate」の第1弾となる。すでに三井住友カードが、新サービスの採用を決めている。 仮想店舗やカード会社が今回の新サービスを使うと、少ない初期投資で仮想店舗用の決済システムを構築できる。

4.ベストリザーブ、半額以下で客室提供するサービスを拡充(7.24 日経BizTech)
国内の宿泊施設を検索・予約できるWebサイトを運営するベストリザーブは、6月からWebサイト「ベストリザーブ」の会員(登録無料)向けに開始した「パワーホテルズ」のサービス内容を拡充し、8月1日から8月31日までの期間限定でシティホテルの客室を特別価格で提供する。

 パワーホテルズは、既存会員への謝恩サービスと併せ、話題作りによる新規会員獲得を目的として展開しているもの。今回の対象ホテルは、これまで提供していた「センチュリーハイアット東京」(東京・新宿区)に加えて、「ホテルパシフィック東京」(東京・港区)の客室も提供する。

■問い合わせ
・パワーホテルズの申し込み専用Webサイト http://www.bestrsv.com/best/r?zib/ph

■関連情報
・ベストリザーブのWebサイト http://www.bestrsv.com/

5.300km離れてもデータをバックアップ、NECなどがiSCSI検証実験(7.25日経エレクトロニクス)
NECとNTTコミュニケーションズ、マイクロソフトの3社が2003年7月から共同でiSCSIの検証実験を開始した。 様々な機器を使った大規模なiSCSIの実験は、日本IBMとシスコシステムズが2003年6月に始めたものに次ぐ。
 
 
 

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