週間情報通信ニュースインデックスno.407 2003/05/24
 
 

1.050番号の事業者割り当て状況が判明──最大取得者はソフトバンクBBの578万個(5.19 日経バイト)
一般加入電話からIP電話に電話をかけるための電話番号,いわゆる050番号の事業者別割り当ての実態が明らかになった。 総務省によると,2002年9月27日の申請受付からこれまでの間に17社から申請があり,そのうち16社に番号割り当てを実施したという。 割り当てられた050番号の個数が最も多いのはソフトバンクBBの578万個。 ソフトバンクBBには,050-1000-0000から050-1577-9999までが割り当てられている。今 後これらの050番号は,事業者が個々の契約ユーザーに明示的に割り当てることになる。
 
2.パワードコム、02年度決算は101億円の赤字 (5.20 日経BizTech)
電力会社系通信事業者の「パワードコム」は2003年5月20日、2002年度の決算を発表した。 同社は2003年4月1日に東京通信ネットワーク(TTNet)と合併したため、今回はTTNetと旧・パワードコムの決算を合算した。売上高は1820億円で、経常損益は101億円の赤字だった。

2003年度にパワードコムは、IP電話事業やFTTH(Fiber To The Home)事業などの強化によって、売上高1900億円と経常黒字化を目指す。
 

3.NTTデータなど、Linux用いたストレージ・システム提供(5.20 日経BizTech)
NTTデータと日本ネットワーク・アプライアンス、日本オラクル、NTTデータ先端技術の4社は2003年5月20日、Linuxを用いたNAS(Network Attached Storage)システムとデータベース管理システムの提供で提携した。4社はNTTデータの施設内に「共同検証センター」を設置し、4社が提供する製品を組み合わせたシステムの構築・評価環境をユーザーへ提供する。 今回の提携を通して、低コストでのストレージおよびデータベース管理システムを実現したいとしている。

4社によると、ギガビット・イーサネットなどの普及により、従来利用されていなかった大規模システムなどの領域でも、NASが使われるようになっているとする。

4.BizTechイノベーター:UFJ銀と三井住友銀の「西暦2007年問題」対策(5.22 日経BizTech)
5月15日付日本経済新聞の朝刊1面に、「UFJ銀行と三井住友銀行が口座振替システムを共同開発することで基本合意した」という記事が出た。 独断すると、両行の試みは、情報システムにおける西暦2007年問題の解決策の1つと言える。

 西暦2007年問題とは、長年企業の基幹系システムを開発・保守してきたベテランが引退し、彼らのノウハウが継承されず、基幹系システムの維持が困難になる、というものである。2007年は、団塊の世代の中心である1947年生まれの方々が引退する時期を指す。

 既に2007年問題は表面化している。 その典型例が、UFJ銀とみずほ銀が昨年起こした口座振替システムにおけるトラブルであった。 筆者の調べによれば、両行ともベテランというよりは若手中心のメンバーを登用し、口座振替システムの統合作業を進めた。

 UFJ銀と三井住友銀は口座振替システムを両行で再構築することによって、口座振替のノウハウを若いシステム担当者に伝承しようと考えたのであろう。今、再構築しないと、ますますベテランがいなくなるからである。

5.ジャパンネット銀行、相次ぐトラブルの真相が判明(5.22 日経BizTech)
ジャパンネット銀行の一連のシステム・ダウンの詳しい原因が明らかになった。

5月8日に発生した22時間におよぶシステム障害は、いくつものミスが重なったことが原因。 インテグレーションを担当した富士通のDB用ミドルウエア製品「SafeFILE」に端を発する。
 

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