週間情報通信ニュースインデックスno.363 2002/07/06
 

1.業績で分かった、40代が社長の限界(7.1 日経ビジネス)
日本の上場企業の社長の平均年齢は60歳である。 この年齢をどう見るかは人によって違うだろう。米国などの例を見れば、明らかに年齢が行き過ぎているとも取れるし、平均寿命の高い日本人は経験を積んで社長にふさわしい風格を備える頃だとも取れる。

 しかし、今回、全上場企業を対象に社長の年齢と業績の相関関係を調べたら、はっきりと結論が出た。 「社長の旬は本当は30代で、限界は40代、ぎりぎり譲って50代前半まで」だったのだ。

 日本企業は大きな変革の時代を迎えている。 過去の成功体験だけでは今の難局は乗り切れない。 その時代に求められる社長は、社内外の抵抗勢力と徹底的に戦えるエネルギーと気力を持った若い人材でなければならない。 社長業というのは、経営のプロであって、組織の長老を意味するのではないからだ。 

2.フュージョンがDSLメニューを追加 帯域保証とベストエフォートの2種を用意(7.1 日経コミュニケーション) 
フュージョン・コミュニケーションズは7月1日,インターネット接続や同社のIP-VPNサービス「FUSION VPNサービス」のアクセス回線に,xDSL(digital subscriber line)が使えるメニューを追加した。xDSLはアッカ・ネットワークスの回線を使う。

 xDSLのメニューには,最適保証帯域を設定する「プレミアムプラン」と,設定しないベストエフォート型の「スタンダードプラン」がある。プレミアムプランの回線にはSDSL(symmetric DSL)とADSL(asymmetric DSL)を用意。SDSLのプランは2種類あり,メニューと料金は,(1)上り下りともに1.5Mビット/秒で,帯域保証も1.5Mビット/秒の「ACCA SDSL 1.5Mプレミアムプラン」が月額9万円,(2)上り下りともに512kビット/秒で,帯域保証も512kビット/秒の「同512kプレミアムプラン」が月額4万円――である。

 ADSLの場合は,(1)上り1Mビット/秒,下り8Mビット/秒で帯域保証が96kビット/秒の「ACCA ADSL 8Mプレミアムプラン」が月額3万2000円,(2)上り512kビット/秒,下り1.5Mビット/秒で帯域保証が96kビット/秒の「同1.5Mプレミアムプラン」が月額2万2500円,(3)上り224kビット/秒,下り512kビット/秒で帯域保証が32kビット/秒の「同512kプレミアムプラン」が月額1万6000円――の3種類。

 一方,スタンダードプランはADSL回線のみで,メニューと料金は,(1)「ACCA ADSL 8Mスタンダードプラン」が月額9200円,(2)「同1.5Mスタンダードプラン」が月額9000円――の2種類。いずれの場合も,1契約ごとに一つの固定アドレスを割り当てる。

3.日本のネット人口は4619万人--インターネット白書2002(7.2 日経BizTech)
インプレスは、インターネットの利用状況や動向の調査結果をまとめた「インターネット白書2002」を7月5日に発行する。
同白書によれば、国内のインターネット利用者は、2002年2月時点で前年比41.55%増の4619万6000人。 前回調査(2000年2月?2001年2月)の前年比68.43%増に比べて伸び率はやや鈍化する結果となった。 利用者数は2001年前半に伸び悩んだものの、後半に入って、ADSLなどブロードバンド回線の利用者が増加した。 今後もブロードバンドの需要が堅調であり、2002年6月には5000万人を越え、12月には5430万人に達すると予測する。

また、一般世帯におけるインターネットの利用率は、62.4%(前年46.5%)に達し、過半数の世帯で、勤務先のほか自宅や携帯電話などでインターネットを利用していることが明らかになった。 また、インターネット利用者を、年代別にみると、50代以上が21.6%と初めて2割を越えた。

ブロードバンドに関しては、自宅でインターネットを利用している人のいる世帯の中では18.5%がブロードバンドを利用している。 自宅でのインターネットを利用者のうち、ADSLなどxDSLの利用増加が著しく、前年はわずか0.8%だったのに対し、約25倍の20.1%に急増した。 CATVは、8.0%から10.1%の微増。FTTHは今回が初めての調査で0.6%。

4.N+I:「2006年のネットはすべてイーサネットに」--米ファウンドリCEO(7.5 日経BizTech)
米ファウンドリ・ネットワークスのボビー・ジョンソン社長兼CEO(最高経営責任者)は7月5日、千葉市・幕張で開催中のネットワークの総合展示会「NetWorld+Interop 2002Tokyo」(N+I)で講演した 。講演のテーマは、LANの標準技術であるイーサネットの将来展望。 ジョンソン社長は特に、6月に標準化されたばかりの10Gビット・イーサネット(10GbE)に焦点を当てた。

5.ウイルス被害は半年で昨年分超える--トレンドマイクロ(7.5 日経BizTech)
トレンドマイクロは2002年7月5日、2002年上半期(1月−6月)の国内ウイルス被害レポートを発表した。 同社サポートセンターに寄せられた問い合わせをまとめたもの。 被害件数は半年間だけで2万8938件に上り、昨年1年間の2万5644件を超えた。

最も被害報告の多かったウイルスは、「WORM_KLEZ」(クレズ)の9999件。 これに「WORM_BADTRANS.B」(バッドトランス.B)の7365件、「JS_EXCEPTION.GEN」(エクセプション)の868件が続いた。 このほか注目を集めたウイルスとして、5位の「NIMDA」(ニムダ)が577件、6位の「WORM_FBOUND.C」(エフバウンドC)が462件となった。

被害件数1位となったクレズは、電子メールを利用して広まるウイルス。 Internet Explorerのセキュリティホールを悪用し、OutlookやOutlook Expressなどで感染したメールをプレビューするだけでも感染する。 メールの差出人を詐称するほか、送信者のメール上で送信履歴に残らない--など巧妙な活動をするため、感染源を特定しにくいという特徴がある。 クレズの被害報告は減少傾向にあるものの、依然として多くの被害報告が続いているという。

 

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