週間情報通信ニュースインデックスno.325 2001/10/06
 

1.米クウェスト子会社が国内でサービス開始(9.28 日経コミュニケーション)
クウェスト・コミュニケーションズ・ジャパンが国内での通信サービスの提供計画を明らかにした。 12月1日に、国際専用線、国際ATM(非同期転送モード)サービス、IPトランジット・サービス──の3種類の国際通信サービスを開始する。 ターゲットとなる顧客は、通信事業者やインターネット接続事業者(プロバイダ)などである。

クウェスト・コミュニケーションズ・ジャパンは米国で長距離通信事業を手がける新興事業者クウェスト・コミュニケーションズの100%子会社。 2001年7月に設立し、9月26日に第一種電気通信事業者として事業許可を取得した。

2.10月に550人が誕生、「ITコーディネータ」の活用法は? (10.1 日経BizTech)
中堅・中小企業の“IT指南役”として注目を集める「ITコーディネータ」が、この10月から活動を開始する。 ITコーディネータとは、特定非営利活動法人「ITコーディネータ協会」が経済産業省から委託を受けて実施する研修を修了し、試験に合格した人材が取得できる新しい資格。 10月15日に約550人の資格取得者が誕生する。

 このITコーディネータ、ユーザー企業に対してどんな仕事をしてくれるのか――。 ITの知識を持つ人材がいない中堅中小企業がIT化を進めるに当たって、その企業を支援する「助っ人」。 ITコーディネータの役割はこんな感じだ。

3.東京三菱銀行のオンラインが全面ダウン(10.1 日経BizTech)
10月1日14時50分頃、東京三菱銀行の勘定系システムで大規模な障害が発生した。 全国にある本支店のすべてのATM(現金自動預け払い機)が利用できなくなったほか、窓口業務や外国為替業務が停止に追い込まれた。 同行広報部によれば、同日18時時点でシステムは完全に復旧したという。 ただし「原因は究明中で発表できる段階にない」。

同行によれば、利用できなくなったATMの台数は全国で約3400台。これらが約4時間にわたって止まった 。 原因は不明だが、勘定系ホストないしは通信接続系において何らかの障害が発生し、しかも待機系システムがまったく機能しなかった模様。

4.NTT東日本、従来型より安く耐障害性も高い新型の超高速専用線(10.1 日経BizTech)
NTT東日本は10月1日、新型の超高速専用サービス「メトロハイリンク」を開始すると発表した。 当面は、東京23区内にエリアを限定して提供する。

NTT東日本は、メトロハイリンクの速度品目として45Mビット/秒、150Mビット/秒、600Mビット/秒の3種類を用意。 エリア内のユーザー拠点間をエンド・ツー・エンドで接続するほか、長距離通信事業者が提供する超高速専用線など他社のサービスの足回りとしても利用できる。

30km以内の距離区分でエンド・ツー・エンド接続で利用する場合、従来の150Mビット/秒品目の月額回線料金が430万円だったのに対して、メトロハイリンクの同一品目は86万円から。 さらに、他社サービスの足回り回線として利用する場合は、エンド・ツー・エンド接続時の半額程度で利用できる。 回線故障時にエンド・ツー・エンドで自動的に切り替える仕組みを取り入れ、「スーパーデュアルクラス」というメニューで提供する。

5.グローバルアクセス、1ギガで東阪結ぶ超格安イーサ専用線(10.1 日経BizTech)
グローバルアクセスは10月1日、東京、名古屋、大阪などを結ぶイーサネット専用線サービス「ダイナイーサ」を開始した。 提供する速度品目は1Gビット/秒。 同サービスは6月から東京都内23区に限定して提供している。 今回の発表により、提供範囲を東京の多摩地区、大阪、名古屋まで広げた格好だ。3都市間を結ぶ長距離品目に加えて、大阪市内の2拠点を結ぶ品目も用意する。

サービスは、障害時のう回路を設定をする「プレミアムクラス」と、う回路のない「レギュラークラス」の2種類のメニューを用意。プレミアムクラスの場合、サービス網内の障害発生時に50ミリ秒以下で別経路に切り替える。 料金は、東京都内および大阪市内の2拠点間を結ぶレギュラークラスが月額80万円、プレミアムクラスが200万円。 東阪間のレギュラークラスが420万円、プレミアムクラスが700万円など。

6.ニフティ、ADSL不具合で会員1万数千人に返金 (10.2 日経BizTech)
ニフテイは、同社のADSLサービスの不具合により、同サービスの利用者に対して利用料金を返金したことを明らかにした。 同社によると、2001年5月から7月にかけてADSLの接続が不安定だった時期があったため、その期間に応じてユーザーに対して返金したとしている。返金総額は不明だが、対象となった会員は1万数千人だという。

7.米MS、ウイルス/ワームに対抗する取り組みを発表(10.4 日経BizTech)
米Microsoftが米国時間10月3日に、ウイルス/ワームに対抗し顧客のシステムの安全を確保するための新しい取り組み「Strategic Technology Protection Program」を発表した。

第1段階の「Get Secure」では、「Microsoft Windows 2000 Server」用の「Internet Information Services(IIS)」に“鍵をかける(lockdown)”ツールを含む「Security Tool Kit」など、ウイルス関連製品の無料サポートを提供すると共に、顧客支援を強化していく。主な内容は次の通りで、直ちに利用可能である。

・顧客のネットワークの安全対策に向けた、サポート要員などの派遣。
・フリーダイヤルを使った電話によるウイルス関連製品のサポート。
・Security Tool Kitは、Microsoft Security Webサイトで利用可能。 Security Tool Kitには、「IIS Lockdown」ツールを含む「Windows NT 4.0」および「Windows 2000」用のサービス・パックとセキュリティ・ホット・フィックスが入っている。 なお、Security Tool KitのCD-ROM版は10月15日に提供する予定である。

 第2段階の「Stay Secure」はより長期的な取り組みであり、安全を確保するためのツールや、技術、リソースを顧客に提供するものである。Stay Secureの一環として、「IISの次版では“鍵をかけた”状態をデフォルト設定として出荷し、顧客の組織の要求に合わせたカスタム化や安全性の設定を行うための自動ツールを提供する」(Microsoft社)という。主な内容は次の通り。

8.フュージョンのユーザー数70万突破、年度内100万達成が視野に(10.2 日経コミュニケーション)
IP電話事業者のフュージョン・コミュニケーションズは10月2日、契約ユーザー数が70万回線を上回ったと発表した。 サービス開始から半年間での70万突破は同社の予想を上回るペース。当面の目標である2001年度中の100万契約突破が十分視野に入ってきた。

フュージョンはVoIP(voice over IP)技術を活用したIP電話サービスで4月に市場参入した新興の通信事業者である。 安価なIP系の通信機器で基幹網を構築し、全国一律3分20円という格安料金を実現、コスト意識の高いユーザーの支持を集めた。 フュージョンはユーザー数の増加に対応するため、10月中に自社のIP基幹網を現在の100万回線規模から300万回線規模に増強する
 
 

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