週間情報通信ニュースインデックスno.314 2001/07/14
 

1.「インターネット銀行」花盛り(7.9 日経パソコン)
顧客との取引をインターネットなどに限定した銀行が相次いで登場している。 一般の銀行と違い、窓口と店員を配置した支店を置かずに、インターネットや電話だけで取引を行うのが特徴だ。 低コストでの運営が可能なため、銀行が自ら、または子会社を通して、ネット上に店舗を開設している。

ネット銀行には、店舗を全く持たない新興の「ネット専業型」と、店舗を持つ既存銀行がネット上に仮想の支店を設ける「ネット支店型」の2つがある。 どのネット銀行にも共通するのが、金利や振込手数料の優遇だ。ネット専業銀行だけでなく、ネット支店の銀行も、「窓口がないという不便さの代わりに」(富士銀行エムタウン支店の渡辺淳子支店長)、同じ銀行の他の支店に比べて有利なサービス体系を適用している。

ただし便利そうに見えるこれらネット銀行も、使い方によっては一般の銀行より不利になる場合がある。そのわけは「口座維持手数料」の存在だ。

2.「Managed IP VPN市場は2005年に現在の7倍強に成長」と米InfoTech(7.11 日経BizTech)
米InfoTechが米国時間7月10日に、「Managed IP VPN市場は2001年の15億ドルの水準から2005年には110億ドルを超える規模へと成長する」との分析結果を発表した。

IP VPN市場でのトレンドは、企業のデータ・アプリケーション向けネットワークから、音声やビデオ機能への対応を加えたネットワーク「Convergence VPN」へとシフトしつつある点。 Managed IP VPN市場におけるConvergence VPNの割合は現在5%にも満たないが、2005年までには75%へと急速に拡大するとInfoTech社は予測している。

3. 【6月EC調査】書籍とフラワー・ギフト好調で、利用件数が前月比8.8%増(7.11 日経BizTech)
日経マーケット・アクセス( http://ma.nikkeibp.co.jp/ )がジェーシービー(JCB)の協力を得てまとめたところ、ECサイトにおける2001年6月締めのJCBカード利用件数は、前月比8.8%増となった。 利用件数が伸びたのは書籍と花が好調だったため。

利用件数に占める比率が比較的大きい書籍分野の伸びが、全体の件数増をもたらした。 この書籍を伸び率で上回ったと見られるのが花である。 JCBは「母の日などの贈り物で、花(フラワー・ギフト)を購入した人が多かったのではないだろうか」と分析している。

一方、2001年6月締めの利用金額は伸びなかった。前月比0.7%増と横ばいである。 書籍や花といった単価の低い商品が売れたものの、パソコンなどの高額商品は引き続き前月を下回ったのが原因である。
 
4.北海道銀行がフレッツ・オフィスで新ネット構築(7.11 日経コミュニケーション)
北海道銀行は、NTT東日本の地域IP網を使う県内向け通信サービス「フレッツ・オフィス」を利用し、道内の10営業店舗を結ぶ新ネットワークを8月に本格稼働する。

営業店舗側は64kビット/秒の「フレッツ・ISDN」、センター側は128kビット/秒のエコノミー専用線「ディジタルアクセス128」で接続。 当面は10店舗で運用し、顧客の反応を見て、道内に100店以上ある営業店舗にも順次導入する計画だ。 新ネットワークは、営業店舗に来店した顧客に対する投資信託相談サービスに活用する。

5.「Lモード」の加入者数は1日平均500件の加入ペース(7.13 日経BizTech)
NTT東西地域会社が2001年6月29日に開始した、固定電話機を使ったインターネット接続サービス「Lモード」の加入者数が、サービス開始2週間後の7月12日に約6000件となった。 東西NTTは、「ユーザーに対するサービスの告知期間が短かったという事情を考えると、順調な滑り出しだ。 現在、1日に500件のペースで加入者が増えている」としている。

6.日本企業のWebアプリ利用率は24.7%(7.13 日経BizTech)
ガートナー ジャパンは2001年7月12日、日本企業における主要な業務用サーバ・ソフトウエアの利用状況に関する調査結果を発表した。 2001年2月に100人以上の従業員がいる企業1168社から回答を得た。 同調査によると、クライアント・ソフトにWebブラウザを使う業務用システムを運用する「Webアプリケーション・サーバ」の利用率は24.7%で、2000年2月調査の15.0%から大幅に増加したほか、CRM(Customer Relationship Management)製品の利用率も5.5%(2000年2月は1.7%)となった。

調査対象とする業務用サーバーで最も利用率が高かったのは「Webサーバ」の78.4%(同58.3%)で、以下「RDBMS(Relational Database Management System」の59.8%(同56.1%)、Webアプリの24.7%、「DWH(Data Warehouse)」の19.1%(同15.9%)、「B2B(Business to Business)」の12.4%、「ERP(Enterprise Resource Planning)」の12.1%(同8.5%)、CRMの5.5%と続く。 「ASP(Application Service Provider)」の利用率は1.5%と、低い利用率に留まっている。
 
 
 
 

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