週間情報通信ニュースインデックスno.303 2001/04/28
 

1.コンテンツ流通プラットフォーム実証実験推進協議会、分散型映像配信の公開実験(4.23 日経BizTech)
 コンテンツ流通プラットフォーム実証実験推進協議会のビデオストリーミング実験グループ(事務局:沖電気工業)は2001年4月23日、ブロードバンド・インターネットを利用した分散型映像コンテンツ配信の公開実験を5月10日から開始すると発表した。

この実験は、ケーブル・インターネットやxDSLによるインターネットへの動画配信実験。 動画像の配信にMPEG-4を用い、著作権管理に必要なコンテンツのIDや、ネットワークおよびシステムの運用性について検証する。 動画コンテンツは、ニュース、料理、教育番組などで、東京放送やイマジカなどが提供する。

2.シスコ(米)株主ら、証券関連法違反でシスコ相手取り集団訴訟(4.23 ロイター)
米ミルバーグ・ワイス法律事務所は、シスコ・システムズが証券関連法に違反したとして、シスコの株主らを代表し、同社を相手取り集団訴訟を起こした、と発表した。  集団訴訟は、カリフォルニア州北部地域の地裁で起こされたもので、原告となっているのは、1999年8月10日から2001年2月6日の間にシスコの普通株式を購入した株主ら。 原告側は、シスコが、財務内容や製品について誤解を招く誤った情報を発表し、これにより証券関連法に違反した、と主張している。

3.ドコモ、次世代携帯サービスを10月に延期(4.24 日経)
NTTドコモは5月末に予定していた次世代携帯電話サービスの本格開始時期を10月まで延期する。 通信ネットワーク構築など技術上の問題が生じたため。 次世代携帯電話は動画像を高速でやりとりできるのが最大の特徴。 このための高速通信網の構築にはネットワークと携帯電話機に複雑なソフトが必要だが、そのソフトに不具合が発見された。  今年末にサービス開始を表明していたJフォンも半年延期を表明したばかり。

4.NTTコミュニケーションズ、IPv6によるサービスを4月中に開始(4.25 日経)
NTTコムは傘下の米企業ベリオと構築した日米欧を結ぶ通信網を使い、IPv6によるサービスを開始する。 国内プロバイダーや大手企業向け。  IPv6は43億の4乗というアドレスがつかえるため、現在のIPv4では不可能な個々のパソコンや家電、携帯等へ独自のアドレスが割り当てられる。 これにより、専用システムを用いなくともセキュリティの管理が容易になる。 6月をめどに一般企業も使いやすいサービスを提供する。 価格は現在の10%増でつき35000円程度からの見通し。 来春には個人向けのサービスを始める予定。

5.スカイパーフェクTV、光ファイバー網で放送(4.25 日経)
通信衛星放送の大手スカイパーフェクTVは光ファイバーなど高速ネット回線を使った放送事業に7月にも参入する。 放送に加え、TV画面上で注文と決済が完結する電子商取引など双方向サービスを提供。 ブロードバンドの通信インフラが今後急速に普及すると判断、衛星と地上回線の両方で放送事業を展開する。

6.ADSL導入待ちユーザーの期待は「動画コンテンツ」、しかし実際は・・・(4.25 日経ネットナビ)
日経ネットナビが実施した「ADSLに関するアンケート」によると、ADSLを申し込み、導入を待っているネット利用者は「動画コンテンツ」に期待する比率が高いが、実際のADSL利用者は「ホームページの閲覧」や「ソフトのダウンロード」の頻度が増え、動画コンテンツを楽しむ比率は、期待より低いということが分かった。
 
導入予定者が、ADSL導入後に期待するインターネットの利用方法は、

1位 動画コンテンツ    74.6%
2位 ソフトのダウンロード 66.4%
3位 ホームページ閲覧   45.9%

と「動画コンテンツ」に対する期待が高いのに対し、実際にADSLを導入すると

1位 ホームページ閲覧   80.2%
2位 ソフトのダウンロード  73.5%
3位 動画コンテンツ     57.4%

の利用頻度が増えている。「動画コンテンツ」は期待ほど利用されていない。

 アンケートに寄せられた意見では、「高速回線に対応したコンテンツがあまりにも少ない」「動画のブロードバンド対応コンテンツが少なく、能力を十分生かしきれていない」などのコンテンツの不足を訴える声が多く見られた。
 
 
 

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