週間情報通信ニュースインデックスno.297 2001/03/17

 
1.ソニー、東芝、IBMデジタル家電向けMPUを共同開発(3.13 日経)
ソニー・コンピュータエンタテインメント、東芝、IBMの3社は12日、ブロードバンド通信網に接続される情報通信機器むけのマイクロプロセッサ(MPU、超小型演算処理装置)を共同開発すると発表した。  5年間で4億ドルを投資。  このMPUをデジタル家電やパソコン、ゲーム機に搭載すれば、高精細な映像をネット経由で引き出しながら蓄積・加工するなど、膨大なデータを同時に処理できる。  ブロードバンドの中核部品であるプロセッサー市場で業界標準をねらう。

2.「米国の持ち家世帯の42%は家庭のインターネット化に意欲的」と米調査(3.13 日経BizTech)
インターネットによる家庭の情報化を図る非営利団体である米Internet Home Alliance(IHA)は米国時間3月12日に、“コネクテッド・ホーム(家庭のインターネット化)”に関する消費者の意識などに関する調査結果を発表した。  米ZanthusがIHAの依頼を受けて調査を実施した。

 コネクテッド・ホームとはパソコン、周辺機器、テレビ、照明や暖房のコントロール、家庭セキュリティ・システム、そのほかの家電製品が、集中制御されている家庭をさす。  家庭内における複数のパソコンによるインターネットへの同時接続、さまざまな機器へのエンターテインメント・サービスのダウンロードと配信、プリンタやコンピュータ・ファイルの共有、家電製品とセキュリティ・システムの集中および遠隔制御や管理を可能にする。

 調査によると、米国で持ち家世帯の42%、すなわち2610万世帯はコネクテッド・ホームを実現する技術に興味を抱いている。
 調査で明らかになったコネクテッド・ホーム・ソリューションの初期導入者の主な特徴は以下の通り。

・最終学歴は大卒で14歳〜18歳の子どもを持つ。

・年収は7万5000ドル〜10万ドル。

・35歳〜54歳のマイホーム所有者。

・58%はインターネットが自分の生活に非常にプラスになっていると感じている。

・過半数は社交的で各種の社会活動や市民活動に参加している。

3.メディア、光ファイバーで高速ネット通信(3.14  日経)
通信ベンチャーのメディアは来年1月、東京23区で光ファイバー網を使ったインターネット接続と高品質IP電話サービスを始める。  イーサネットを使い10メガから1ギガビットの高速通信を実現する。  今月中にも沿う無償から第一種電気通信事業者を許可される見通し。 光ファイバー網の卸し売り会社などから幹線の回線を賃借し、オフィスビルや集合住宅など顧客に直接つながる光ファイバーは自ら敷設する。  個人には10メガ以上の速度で月額数1000円の予定。

4.米トランスメタがMobile Linuxベータ版“緑”をリリース(3.14 日経BizTech)
米Transmetaが米国時間3月13日に、組み込み用途向けLinux「Mobile Linux」を新たに「Midori Linux」と命名し、オープン・ソース・プロジェクトとして「Midori Linux Project」を立ち上げたことを明らかにした。

Transmeta社は同日ソース・コードをGNU General Public License(GPL)に基づき公開した。 WWWサイトからベータ版「Midori 1.0.0 beta1」を無償でダウンロードできる。

 「“Midori”はgreenの日本語で、環境に優しいこと表す。低消費電力でエネルギー効率に優れたシステムを、という意味で“Midori”と命名した」(Transmeta社)。

 「『Midori』をx86アーキテクチャ対応の組み込みLinuxとして、モバイル向けにとどまらず、広範にわたるアプリケーションに向ける」(Transmeta社Vice Chairman兼Chief Technology OfficerのDavid R. Ditzel氏)。

5.マイライン、2月末現在で約7割がNTTグループに登録(3.14  ロイター)
マイライン事業者協議会は、電話会社選択サービス「マイライン」の事業者別登録状況を発表した。  それによると、市内、県内市外、県外、国際の全国合計で、約7割のユーザーがNTTグループに登録したことが明らかになった。
 

 
 
 
 

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