週間情報通信ニュースインデックスno.291 2001/02/03
 
 

1.2005年のBtoB市場規模は約110兆円、産業間デバイドの恐れも(1.31 日経BizTech)
アクセンチュア(日本事務所:東京都港区)は2001年1月31日、経済産業省、電子商取引推進協議会(ECOM)と共同で実施した「平成12年度電子商取引に関する市場規模・実態調査」の調査結果を発表した。

これによると、2000年の企業間(BtoB)電子商取引(EC)の市場規模は21兆6000億円で、消費者向け(BtoC)は同8240億円。2005年にはBtoBの市場規模が2000年の約5倍の110兆6000億円、BtoCでは13兆3000億円になると予測する。

BtoBのEC市場規模について産業別にみると、電子・情報関連と自動車関連の品目で2000年の市場規模の90%を占めており、ECの市場拡大を牽引している。 2005年の予測では、建設など他の産業で市場規模が拡大し、電子情報関連と自動車関連品目が占める割り合いが48%に低下するものの、化学品、紙・事務用品、電気・ガスなどの産業の市場規模はそれほど拡大しない。同調査では、EC先進産業がインターネットの活用により競争力を高めていくのに対して、取り組みの遅れた産業の競争力が低下する「産業間デジタルデバイド」が進行する恐れがあると指摘する。

2.AOL Time WarnerとNortelが技術とマーケティングで戦略的提携(2.1 日経BizTech)
カナダNortel Networksと米AOL Time Warnerが米国時間1月31日、技術とマーケティングに関して提携関係に入ることで合意に達したと発表した。

AOL Time Warner社は、オンライン、印刷物、テレビのブランドを通じてNortel社の宣伝とマーケティングを展開する。また、Nortel社はAOL Time Warner社の音声サービス・プラットフォームを利用して、WWWサイトをVoIP対応にするなどのインターネット技術を企業向けに提供する。

 3.インフォテリア、Ariba向けXML変換サーバー(2.1 日経BizTech)
インフォテリア(本社:東京都品川区)は2月1日、日本アリバ(本社:東京都新宿区)が運営する電子商取引(EC)市場「Ariba Commerce Service Network」に対応した、XML(Extensible Markup Language)データ変換専用サーバー「Asteria.Planet for Ariba」を発表した。2001年第2四半期中に発売する。

 Asteria.Planet for Aribaは、日本アリバが運営する電子市場の「売り手」側企業向け製品。インフォテリアが販売する「Asteria」は、基幹業務系システムなどが使用するデータをXMLに専用するソフトで、Asteria.Planet for Aribaは、製品カタログなどのデータを、日本アリバが定めるXMLを使ったデータ定義規約「cXML」に変換するプラグインを追加したAsteriaを搭載した単機能サーバー。価格は未定。

4.米企業向けシン・クライアント市場でWin端末が59%--米MS(2.2 日経BizTech)
「Windowsが米国における企業向けシン・クライアント用OSの市場シェアを拡大した」。米Microsoftが米国時間1月30日に、米IDCの調査結果と自社の販売データをもとに発表を行ったもの。

それによると、Windows端末(Windows-based terminal)は米国の企業向けシン・クライアント市場で59%のシェアを獲得。1999年前半に比べて約2倍に拡大したという。IDCは、引き続きWindows端末の利用が広がると予測している。

「企業向けシン・クライアント業界は過去数年で一気に伸びている。 従業員が重要なネットワーク・リソースにアクセスするための、低コストで効果的な方法を望む企業が増えているためである。 Windows 2000 Serverの導入増加が見込まれることを受けて、Windows端末の普及は加速を続けるだろう」(IDC上級アナリストのAnne Bui氏)。

Windows端末向けのOSには、Windows-based Terminal ProfessionalとWindows-based Terminal Standardの2種類がある。前者はWindows NT Embedded 4.0、後者はWindows CEをベースにしている。
 
5.KDDIがFTTH対応メニュー、月1万9800円で10メガ接続(1.29 日経BizTech)
  KDDIは1月29日、NTT東西地域会社が試験提供中のFTTHサービス「光・IP通信網サービス」に対応するインターネット接続サービスを始めると発表した。KDDIが設定したプロバイダ料金は月額6800円。開始日は2月1日である。

 NTT地域会社はインターネット接続事業者(プロバイダ)につながる最大10Mビット/秒のFTTHサービスを月額1万3000円(基本メニュー)で試験提供中。このNTT地域会社のFTTH料金とKDDIのプロバイダ料金を合わせると月額1万9800円で最大10Mビット/秒の接続環境が手に入る。

6.ソニーとNTTグループ、プレステ2にネット配信実験(2.2 日経)
ソニーとNTTグループは2月1日、光ファイバーを使って家庭用ゲーム機プレステ2に映画やアニメーション等のコンテンツを配信する実験を開始した。  実験を通じてブロードバンドを使ったコンテンツ配信の商用化を検討する。 実験の場所は大阪市内で公募した63ヵ所の家庭やオフィス。 速度は最低3メガ。

 
 
 

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