週間情報通信ニュースインデックスno.289 2001/01/20
 

1.国内企業の6割弱がシステム投資を増額(1.12 日経BizTech)
『日経マーケット・アクセス』の2000年11月の調査によると、国内主要企業の57.6%が2001年度(2001年4月?2002年3月)の情報システム投資額を、2000年度に比べて増やす予定である。 なかでも2割以上増額するという積極的な企業が44.1%に上った。 製造業と非製造業を分けると、非製造業の投資意欲がより高く61.0%が増額すると回答した。

 2001年度の投資先を分野別に見ると、インターネット技術の利用が一段と進んでいる様子が分かる。 例えばミドルウエアでは、2001年度にWebアプリケーション・サーバー・ソフトに重点投資する企業が26.2%に上った。 WWWサーバー・ソフトの19.8%より6ポイントあまり高い値である。 WWWシステムのベースであるWWWサーバー・ソフトではなく、より本格的なトランザクション・システム向けのWebアプリケーション・サーバー・ソフトに注目が集まっている。

ネットワークではWANが焦点だ。 2001年度の重点投資先としてWANの高速化を挙げた企業は28.2%と、LANの高速化を上回った。このほかセキュリティーに対する意識も高く、セキュリティーやネットワークの監視・監査ツールが31.5%に上った。アプリケーション関連では、イントラネット関連やグループウエアが30%台の後半で、依然多くの企業の重点投資先になっている。サーバーはWindows NTが44.8%と多く、後継のWindows 2000を20ポイント程度上回った。

2.NTTドコモ、KPNモバイルとモバイルマルチメディアで合弁設立へ(1.18 ロイター)
NTTドコモは、オランダのKPNモバイルと、欧州におけるモバイルマルチメディア普及促進を目的とした合弁会社を3月に設立する、と発表した。

NTTドコモは今回の契約に基づいて、モバイルインターネット技術やノウハウを同合弁会社に提供し、iモードと同様のサービスを、KPNモバイルとその系列のEプルス(ドイツ)とKPN Orange(ベルギー)に今年中に提供開始する予定だという。

3.米Empirixが日本法人設立、Web/通信インフラのテストツール販売(1.19 日経BizTech)
Webアプリケーションや通信インフラの性能試験ツールなどを開発・販売している米Empirixは1月19日、日本法人を設立し、1月から正式に活動を開始したと発表した。  日本法人のエンピレックス(本社:東京都目黒区)は2000年11月16日に設立済み。 資本金は1000万円。

同社が提供する製品分野は、Webアプリケーションのテスト・監視するツールを提供するWebテストグループと、VoIP(Voice over IP)システムなどの音声品質テストや負荷テスト製品を提供する通信インフラグループの2つからなる。

4.フュージョンが国際電話にも参入--4月に対米3分90円(1.19 日経コミュニケーション)
フュージョン・コミュニケーションズが4月1日から、国際電話サービスを開始することが明らかになった。 フュージョンは既にVoIP(voice over IP)による3分20円の市外電話サービスを発表しており、4月1日には市外と国際の両サービスを同時に開始することになる。

5. 「ストリーミング・メディア配信用サーバの市場規模は2005年に約14億ドル」(1.18 日経BizTech)
米Cahners In-Stat Groupが米国時間1月17日に、ストリーミング・メディア・サーバの市場について調査した結果を発表した。 ここでいうストリーミング・メディア・サーバとは、多数の潜在インターネット・ユーザに対応し、質の高いストリーミング・メディア配信を目的としたサーバ・システムのこと。

それによると、市場の売上高は2005年に約14億ドルにのぼるという。 ストリーミング・メディア・サーバの販売台数は2003年まで毎年2倍近く増加する。 その後2004年と2005年に成長率は弱まるものの、販売台数は増加を続ける。

主要証券会社や米Intelなどの大手企業は自社のWWWサイトで定期的にストリーミング・オーディオやビデオを配信しているが、今後数年でこうした企業が増加する。 ストリーミング・メディア・サーバはWWWサイトの発展において、重要な役割を担っている。

6.WANルータの世界市場は2005年に260億ドル規模に--Dell'Oro調査(1.20 日経BizTech)
米Dell'Oro Groupが米国時間1月18日、広域ネットワーク(WAN)ルータの世界市場について調査した結果を発表した。 それによると、市場は2000年の30億ドル規模から、2005年には260億ドル規模に拡大するという。 「例えばユーザが28.8Kbpsや56KbpsのモデムからADSLやケーブル・モデムといった高速インターネットに変更した場合の伝送速度の負荷を考えてみるといい。こうしたトラフィック増加に対処するために、ルータの増設が不可欠になる」(Dell'Oro社設立者のTam Dell'Oro氏)。

 
 
 

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