週間情報通信ニュースインデックスno.284 2000/12/09
 

1.SPの2000年度中間決算--全社平均で売り上げ2ケタ増(12.7 日経BizTech)
上場/店頭公開しているシステム・プロバイダ68社の2001年3月期中間決算が出そろった 2000年度中間決算の特徴は(1)売り上げ伸び率と経常利益伸び率の全社平均がともに2ケタ成長を達成した、(2)企業規模と業態による業績の差が拡大したことの2点。

 まず、全体の売り上げ伸び率は12.4%。 平均値がこれだけ高いのは、特に大手システム・プロバイダの成長率が高く、それが業界全体をけん引したため。 売上高上位10社のうちNTTデータ、ダイワボウ情報システム、伊藤忠テクノサイエンス(CTC)、日立ソフトウェアエンジニアリング、CSK、加賀電子の6社が前年同期比10%超の高い成長を達成している。 経常利益も、売り上げの伸びを上回り、前年同期比20.2%増となった。

2.  SunがSolaris 8のソース・コード無償公開(12.7 日経BizTech)
米Sun Microsystemsが米国時間12月6日に、「Solaris 8 Operating Environment(Solaris OE)」のソース・コードを直ちに無償公開すると発表した。 無償提供するソース・コードは「Solaris 8 Source Foundation」と呼ぶパッケージ。 「カーネルとネットワーキングのソースのほかSolarisプラットフォーム再構築に必要なすべてが含まれる」(Sun社)。

 Sun社は、Solaris 8 OEを2000年3月に出荷を始めている。Solarisは「サービス料金ベースのビジネス・モデルを展開する」という同社の戦略のもと、Solaris 8以降のバージョンからエンド・ユーザーのライセンス料を無料にしている。
 
3.InktomiとHughesが衛星を使った配信サービスで戦略的提携(12.7 日経BizTech)
米Inktomiが米国時間12月6日に、衛星を使った広帯域サービス・プロバイダの米Hughes Network (HNS)と広範な戦略的提携を結んだと発表した。 提携内容には、衛星を利用したキャッシングやコンテンツ配信のインフラ構築、ソフトウエア開発、技術の再販などが含まれる。 「ネットワーク渋滞に巻き込まれることなく世界各地の家庭やオフィスに配信サービスを届けることが目的」(両社)としている。

両社は、衛星向けのキャッシングやコンテンツ配信ソフトウエアの開発に関しても協力体制を敷く。共同開発したソフトウエアは、顧客側に設置するHNS社の衛生受信装置に組み込む。またHNS社はTraffic Serverキャッシング・ソフトウエアを自社の衛星プラットフォーム「DirecPC」にバンドルし、キャッシングとコンテンツ配信の統合ソリューションとして提供する。

4.日立、Mobile Linux/Crusoe搭載のネット端末発売(12.8  日経BizTech)
日立製作所は2000年12月8日、国内で始めてOSにMobile Linux、CPUにCrusoeプロセサ(米Transmeta製)を搭載した業務用インターネット端末「FLORA-ie 55mi(ゴーゴーミー)」を発表した。  主に、ISP(Internet Service Provider)やネット証券、ネット銀行などのサービス・プロバイダに販売する。    企業内イントラネットや保険勧誘システム、オンライン・トレードなどの端末としての利用を想定している。12月11日から同社の営業拠点や代理店で販売する。価格は500台ロット時で1台9万7800円から。通信機能などを標準装備した開発評価用が13万6800円。

5.10MbpsのBluetoothは2001年第2四半期に登場(12.8 日経BizTech)
Bluetoothで10Mビット/秒の伝送を可能にする次世代規格「Radio 2.0」が2001年第2四半期に登場する。Radio2仕様を策定しているWorking GroupのCarl R. Stevenson議長(米Lucent Technologies社)が明らかにした。

 同氏によると「Radio2は現在のRadio1を置き換えるものではない。Radio1の一つのオプションで、下位互換性がある。2000年9月に二つの技術仕様が提案された。2001年の早い段階にドラフト、2001年第2四半期までに正式版を出したい。製品への実装は2001年末から2002年になるだろう」という。

 
 
 

 ホームページへ