週間情報通信ニュースインデックスno.274 2000/09/30

 
1.TBSやフジなど、データサービスの新会社設立(9.25 日経ニューメディア)
東京放送(TBS)やフジテレビジョンなど7社は2000年9月25日、ディジタル衛星放送などの各種メディアを使ったダウンロード・サービスを共同展開することで合意したと発表した。

新会社名は「ムーハ」で、早ければ2000年中にも設立する  。 設立時の資本金は1億円で、2001年秋のサービス開始を予定している。  新会社はまず、東経110度CS放送を利用して主に音楽と広告データのダウンロード・サービスを展開するほか、静止画や動画のダウンロード・サービスの提供も検討する。

2.ヨーカ堂銀行、三和銀の支援でついにスタート! (9.26  日経ビジネス)
イトーヨーカ堂の銀行構想が、ついに免許取得申請を控えた最終案にたどりついた。  三和銀行がシステム面を支援して、11月にも新銀行がスタートする。  これによって、コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブン・ジャパンの店内に、近く現金自動預け払い機(ATM)が設置されることになる。  既にATMは、NEC製の試作機が完成している。

昨年9月、銀行10行とコンビニチェーン5社をまとめ上げてイーネットを設立したが、苦戦を強いられている。  予想を大きく下回る1日50件弱の利用にとどまり、コンビニが多額の罰則金の支払いを迫られる見込み。  そこに、セブンイレブンのATMがスタートすれば、壊滅的な打撃を被りかねない。

3.官民で次世代インターネット技術(9.26 日経)
ソニー、富士通などは郵政省などと共同でインターネットのアドレス不足を解消する、IPv6(IPパージョン6)の実用化に乗り出す。  現行のIPv4では40億程度のアドレスしかとれず、家電までネットに接続するには不足する。  IPv6は事実上アドレス不足の制約はなくなる。  家電までネットにつながることで、会社のパソコンから自宅の家電をコントロールしたり、テレビで映画の配信を受ける等々可能性が広がる。

4.都市銀行がBSデジタル放送を使ったTVバンキング開始(9.27  日経)
三和銀行、さくら銀行は12月からBSデジタル放送を活用し、テレビ画面を操作して振り込みや残高照会のサービスを始める。  BSデジタル放送は通常のテレビ番組だけでなく、様々なデータをデジタル多重(映像とデータを一緒に送ること)で送信でき、地上回線で家庭と放送局を結んで会話型(インタラクティブ)のサービスも可能になる。  TVバンキングはその典型的なサービスでパソコンに比べて操作が容易なことから在宅金融サービスとして有望視されている。

5.ダイエーとマイカルが世界規模の電子商取引所GNXへ参加 (9.27  日経コンピュータ)
複数の流通業界関係者によれば、ダイエーとマイカルが、米シアーズ・ローバック、仏カルフール、独メトロらが設立したインターネット取引所(マーケットプレイス)「グローバルネットエクスチェンジ(GNX)」に参加を決めた。  9月中に正式発表する。  さらに、ダイエー、マイカル以外にも、大手小売業がGNXへの参画を検討しているという。  ダイエーとマイカルは年内にも、GNXのWebサイトを介して一部の商品の国際調達を開始する。

6.NTTドコモが米AOLと世界戦略で提携 (9.28  日経)
NTTドコモは2000年9月27日、米America Onlineとの間で、移動通信網と固定通信網が融合した新しいインターネット・サービス「Fixed Mobile Convergence(FMC)」を共同で開発し、世界展開することで合意したと発表した。  両社はまず日本において、パソコンで利用するAOLサービスからでも、iモードからでも、端末や場所を気にすることなくシームレスに利用できるサービスを開発する。

NTTドコモと米America Onlineが共同で「戦略運営委員会」を設置し、その下に「アプリケーション分科会」と「テクノロジー分科会」を設置。  技術・サービスの両面から、FMCの共同開発と、具体的なサービスについての海外展開の検討を進める。  さらに「共同投資委員会」も設置。  FMCを実現するための技術、アプリケーションを有する国内外のベンチャー企業への共同投資を世界レベルで検討するとしている。

さしあたり日本で最初に実現を目指すサービスは、「AOLインスタントメッセンジャー」のiモード版と、「AOLアカウントの無料電子メールサービス」の開発と提供としている。

7.三菱商事、日本テレビなど次期CSに参入(9.29  日経)
三菱商事、日本テレビ、NTTドコモ、NTTコミュニイケーションズ、日本衛星放送の5社は2001年後半にも始まる次期CSデジタル放送に共同で参入することで基本合意した。  10月をめどに新会社を設立する。  CS放送最大手のスカイパーフェクト・コミュニケーションズとNTT東日本が組むグループと2大勢力で競うことになる。

8.インターネット国内普及率が8月で30.6%に(9.29  日経マーケットアクセス)
日経BP社インターネット視聴率センターが、2000年8月末に実施した「インターネット普及率調査2000年秋」によると、8月末時点での日本におけるインターネットの普及率は30.6%と、5カ月前に比べて約7ポイント伸びた。

 インターネットを利用するための機器としては、パソコンを利用している人が圧倒的に多い。インターネット・ユーザーの91.8%がパソコンからアクセスしている。  ただし19.3%はiモードなどインターネットにつながる携帯電話・PHSから利用している。ザウルスなどのPDA(携帯情報端末)の利用は3.4%。  ゲーム機の利用は1.6%。
 
 
 
 

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