週間情報通信ニュースインデックスno.269 2000/08/26

 
1.「良くても売れない商品」の隠れた理由 (8.21  日経ビジネス)
性能はいいし、デザインもまあまあ、値段も高くはない。それでもなぜか売れない商品がある。

松下電器産業のノートパソコン「レッツノート」は、マニアの意見を聞き過ぎて、女性やパソコン初心者の心を捉えきれなかった。 明治乳業の高級アイスクリーム「AYA(彩)」は、パッケージや容量が画一的で消費者に手に取ってもらう工夫が足らず、ライバルの「ハーゲンダッツ」に水をあけられた。

ちょっとしたマーケティング戦略の食い違いが売り上げに直結する時代だ。また、企業の「ブランド力」も大きく影響する。ネットによる消費者調査でも、シェアトップの企業、広告宣伝が上手な企業が大きな支持を集めた。

2.コンビニのネット対応、店頭決済は3方式が並び不便さも (8.21 日経パソコン)
コンビニエンスストア最大手セブン-イレブン・ジャパンが中心となって運営する「セブンドリーム・ドットコム」http://www.7dream.com/が7月1日、サービスを開始した。2000年に100億円、2003年では3000億円の売り上げを見込む。

ローソンでは他社に先行する99年11月にオンラインショッピングサイト「@(アットマーク)LAWSON」http://atmark.lawson.co.jp/を立ち上げた。  なお、ローソンでは5月に三菱商事と共同で「ローソン・イープランニング」を設立した。

コンビニエンスストア系オンラインショップが提供する決済システムではコンビニエンスストア店頭で支払いができる点が特徴といえる。  ユーザーがコンビニエンスストアを窓口に使うメリットに、24時間都合のよい時間に商品を引き取れるという点が挙げられる。 しかし、最近では佐川急便が24時間配送を試験的に始めたほか、駅での商品引き渡しも始まったことでその優位性は失われつつある。  コンビニエンスストアのネット対応も、ユーザーにとってはオンラインショッピングをより便利に使うための選択肢の1つとしてとらえられることになりそうだ。

 
3.JCBが仮想商店街を閉鎖(8.22  日経)
JCBは9月29日、独自に運営しているインターネット上の仮想商店街「Jモール」を閉鎖する。
計画に比べて出店数や利用が伸びなやみ、Jモール以外の仮想商店街でもJCBカードが使えるものが急増しているため。  Jモールは98年1月に開設、現在の出店数58、会員数5万人、月間売上2000万円。  計画は初年度、100店、10万人、年間売上100億円だった。
 

4.日本オラクル、DB最新版をLinux対応 (8.22  日経BizTech)
日本オラクルは2000年8月22日、データベース管理システム(DBMS)最新版「Oracle8i Release 8.1.6」のLinux対応版を発売した。  今回の新製品発売の狙いに関して、常務取締役兼最高執行責任者(COO)の新宅正明氏は「Linuxが(PCサーバー市場における)Windows NTの独占を打破して、ローエンドにも一部のハイエンドにも普及すること。その上で、Oracle8iのマーケット・シェアを上げることを目指す」と語っている。

 Linux版の持つ機能は、従来販売しているWindows NT版やUNIX版と同等。  しかし同社では、LinuxをOracle8i用にチューニングすることで、Linux環境で動作するOracle8iの性能を向上させ、Windows NT版などとの差別化を図る戦略だ。  部門用など比較的小規模なシステムだけでなく、大規模基幹業務システムもLinuxベースで構築できるよう製品を開発/販売していくという。

 

5.iモード向け情報サービス急拡大(8.24  日経)
NTTドコモのiモード向けコンテンツが急拡大している。 情報サイトは20000件を突破、サイト数は3ヶ月で倍増ペースで増えている。 iモードで閲覧できるコンテンツにはドコモ公認の公式サイトと非公認の通称「勝手サイト」がある。 公式サイトはiモード対応電話のメニュー画面から簡単なクリック操作で閲覧できる。 公式サイト数は1040。 勝手サイトは20195。

公式サイトの利用はエンタテインメント系が64%、ニュース・天気19%、チケット予約5%、金融サービス4%など。  勝手サイトはゲームやレストラン、ショップ情報が多いとのこと。 iモード利用者の1日平均アクセス数は10回超。

iモードの主な人気サイトは「キャラっぱ」=バンダイ/待ち受け画面にキャラクタ画像を日替わり配信、「ローソンチケット」=ローソンチケット/全国のイベントチケットの検索・予約、「紀伊国屋書店」=紀伊国屋書店/書籍の情報検索や注文、など。

6.Inktomi/Adero/AOL、コンテンツ配信の業界団体結成 (8.24 日経BizTech)
米Inktomiと米Adero、米America Online(AOL)の3社が米国時間8月23日、コンテンツ配信に関して提携関係に入ったことを明らかにした。 3社が中心となって、「Content Bridge」と呼ぶ業界団体を結成する。 Content Bridgeは、ネット・ユーザに最新情報を提供できるようにする。 サービスの提供開始は2000年秋を予定している。

 具体的には、複数のネットワークに対応できるコンテンツ配信用のプラットフォームを提供する。コンテンツ・プロバイダが、自社のWWWサイトでコンテンツの更新や同期化などを管理しながら、ISPに最新コンテンツを提供できるようにする。 
 
 
 
 
 
 

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