週間情報通信ニュースインデックスno.268 2000/08/19

 
1.「ゆびとま」EC進出--地方名店集め電子モール (8.10 日経ネットビジネス)
会員制コミュニティーサイトとしては日本で最大規模の「この指とまれ!」(以下ゆびとま)が、EC(電子商取引)事業に進出する。  ゆびとまを運営するネットベンチャーのゆびとま(長崎市)は、2000年9月をめどに電子モールを開設することを決めた。  2002年度には,EC事業で10億円の売り上げを見込んでいる。  ゆびとまは、同じ学校の卒業生が電子メールや掲示板で情報交換できる“バーチャル同窓会”のサービスで人気を集めている。会員数は76万人に達した。

2.東芝が国内初の「Bluetooth」製品 (8.14 日経コンピュータ)
無線データ通信規格の本命と言われる「Bluetooth」に準拠した製品が国内で初めて登場する。  東芝が8月下旬に発売するPCカードと、ワイヤレス・モデムだ 。 価格はBluetooth PCカードが2万2000円、ワイヤレスモデムステーションが7万円である。 

これらを利用すると、複数のノート・パソコンの間で直接データをやり取りしたり、電話線が届かない場所でインターネットに接続できる。  Bluetoothは10メートル程度の近距離にある機器間で、無線データ通信を行うためのインタフェース仕様。  Bluetoothは二つの特徴によって、無線データ通信インタフェースの本命になると見られている。一つは、最大1Mビット/秒の速度で高速データ通信が可能なこと。 二つ目は、通信装置そのものが小さく、消費電力が少なくできること。 電子レンジや無線LANなどとの電波干渉がおきやすいという課題もあり、この点は運用で解決することになる。
 

3.Webサイトは「機能」から「質」へ (8.11 日経BizIT)
機能強化よりも、快適にアクセスしてもらえるようにすることがインターネット・ビジネスで成功する決め手になる--。米国の大手Webサイトでこうした「質」の向上を目指す動きが強まってきた。

99年の中ごろに発表された調査結果が、大きな影響を与えている。  インターネット関連の調査会社である米ゾナ・リサーチが発表した報告書である。 そこでは一般消費者はWebページのダウンロードに8秒以上かかると耐え切れないと感じること、ダウンロードに時間がかかると買い物をやめてしまい、それによって米国のビジネス・ツー・コンシューマ(BtoC)のEC市場では1年間に43.7億ドルの損失を出している可能性があることを示した。
 

4.【LinuxWorld】Red HatやSuSE、「x86-64」へのLinux対応を表明(8.17 日経BizIT)
米Red HatやドイツのSuSE Linux AG、米CodeSourcery LLCなどのLinuxベンダが米国時間2000年8月15日に、米Advanced Micro Devices(AMD)の64ビット・アーキテクチャ「x86-64」に対応したソフトウエア開発を行うと発表した。
x86-64は、x86命令セットを64ビットに拡張するアーキテクチャで、既存のx86命令とのバイナリ・レベルでの互換性を維持する。 がらりとアーキテクチャを変更した米IntelのIA-64とは違い、16/32ビットのx86アーキテクチャの延長線と位置づけられる。

5.IPテレフォニはそれほど伸びない---米社調査レポートから (8.17 日経BizIT)
IPテレフォニを含む北米のパケット電話サービスの売上げは、2004年に339億ドルに達すると予想される。  しかしこれは、北米の全音声電話サービス(アナログも含む)売上げ総額の10%程度を占めるにすぎない。IPベースの電話は、一般に大騒ぎされているにもかかわらず、全体としてはそれほど大きな割合を占めることはない---。

これは、市場調査コンサルティング会社のInsight Research社(ニュージャージー州、Parsippany)が8月15日に発表した調査レポート「IP Telephony vs. CircuitSwitching: Service Revenue and OSS Expenditures in Voice over PacketNetworks 2000-2004」の結論の一部である。

これまで回線交換システムに多額の投資を行なって来た既存の通信事業者はそう簡単に回線交換システムを放棄することはできない。 さらに、ユーザーはIPテレフォニの経済性に大きな魅力を感じている一方、サービス品質(QoS)と使い易さの問題が本格的な普及へ向けての大きな障害となっている。
 
 
 
 
 
 

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