週間情報通信ニュースインデックスno.259 2000/06/03
 

1.米パソコン大手、サービス事業を収益源に(5.29 日経)
米パソコン大手はIT業界での生き残りのためPC本体などの「箱売り」からネットや電子商取引まで手がける「総合サービス会社」への変身に力を入れ始めた。  なかでもデルは中小企業のネットビジネスを支援するサービスを始めたり、有力コンサルティング会社と提携するなどの取り組みで2−4月期のサービス部門の売上は前年同期比で54%増の5億ドルに達した。 全売上高の7%だが今後さらに比率を引き上げる考え。

2.コンパック、無停止型サーバーでアプリ/データ統合(5.30 日経BizTech)
コンパックコンピュータ(本社:東京都品川区)は2000年5月30日、企業内の基幹系/情報系システムを無停止型の超並列サーバー「NonStop Himalaya」で統合する「ZLE(Zero Latency Enterprise)ソリューション」の提供を始めた。各アプリケーションを統合しつつ、同時に各サーバーに分散しているデータベースをも統合し、1つの大規模なデータ・ウエアハウス(DWH)を構築する。これにより、トランザクションのDWHへの反映を速め、従来、バッチ処理していたデータをほぼリアルタイムに処理できる体制に切り替えられる。また、ビジネス・ルールの管理機能をアプリケーションから切り離すことで、ビジネス・ルールの設定や変更を容易にしている。

 ZLEソリューションでは、(1)アプリケーション統合(Enterprise Application Integration=EAI)、(2)データベース統合(Operational Data Store=ODS)、(3)ビジネス・ルール管理(Rulebase Management System=RBMS)---に必要なアダプタやミドルウエアを提供する。

3.ダイエー情報が管理ツールを外販--1万サーバーのファイル伝送(6.1 日経コンピュータ)
ダイエー情報システム(東京都港区)は2000年6月から、大規模ネットワーク向けのサーバー間ファイル伝送管理ツール「FT-Pass」の外販を開始した。  センターや拠点に分散配置した最大1万台のオープン系サーバー間でN対Nのファイル転送をする際に、データの流量や伝送状況を管理できる。  オープン系のサーバー群の間でN対Nのファイル伝送を管理できるツールはFT-Passが初めてという。

4.e-コマースからT-コマースへ (5.29  日経BizTech)
4月に米ラスベガスで開催された「NAB2000」に派遣した学生の報告に目を通していたら、「T-コマース(T-Commerce)」という言葉に気が付いた。  NABは全米放送事業者協会のことである。  この展示会にゼミの学生を派遣したのは、「IT(情報技術)の流れを占うのは、もうコムデックスではなくNABだ」という指摘を多くの仲間から聞いたからである。  その意味を、T-コマースの言葉で了解した。   T-コマースとは、「テレビを端末に使ってインターネットでショッピングする」ことだ。  T-コマースには、パソコンを使うインターネット時代に代わり、テレビが主役となったインターネット・ショッピング時代が来る、という意味が込められている。
 

5.複数のVoIP網を相互接続、IETFが新プロトコルのドラフト(6.2 日経コミュニケーション)
インターネット関連プロトコルの標準化を進めるIETF(internet engineering task force)は5月31日(米国時間),VoIP(voice over IP)ネットワーク向けの経路制御プロトコル「TRIP」(telephony routing over IP)のドラフト仕様(草案)を作成した。 正式仕様として承認される時期などは未定。 TRIPは,VoIP電話サービスを手掛ける複数の通信事業者(キャリア)が相互接続する際に利用するキャリア間のルーティング・プロトコル。

6.ソニーグループ、プレステ2の頭脳公開(6.2 日経)
ソニーはプレステ2の頭脳部分にあたる半導体製品と主要ソフトの外販に乗り出す方針を明らかにした。 TV、ゲーム機などがブロードバンドのネットワークにつながる高速ネット時代をにらみ内外のエレクトロニクス関連メーカー向けに公開、多様な家電製品に浸透させることでネット家電市場の主導権を握るのが狙い。
 
 
 
 

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