週間情報通信ニュースインデックスno.252 2000/04/15
 

1.MSのX-Box、仕様でPS2上回るもソフト不足 (4.10 日経パソコン)
3月10日、マイクロソフトは家庭向けゲーム専用機「X-Box」(開発コード名)を発表した。米。  X-Boxの仕様は「プレイステーション2」(以下PS2)を数倍上回る。  パソコン用と変わらない開発環境でX-Box向けゲームを開発できる点がウリだ。

マイクロソフトが独自でゲーム機開発に乗り出した理由は2つある。  一つはゲーム機市場がさらに大きくなりそうなこと。  もう一つはX-Boxを出すことでゲーム市場だけでなく、パソコン技術の動向に影響力を持とうというソニー全体に対するけん制の意味合いがある。  「対応ソフトが少ない日本では難しいが、ソフトの多い米国ではうまく行く可能性はある」というのがX-Boxに対するゲーム業界、パソコン業界の評価だ。

2.シャープ、200億円投じ業務改革プロジェクト--流通在庫3割減目標(4.7  日経コンピュータ)
シャープが総投資額200億円に及ぶ、大規模なサプライチェーン管理システムの導入プロジェクトを敢行していることが明らかになった。  オーディオや家電、AV機器など、消費者向け製品の開発・製造・販売を行う全5事業部で順次システムを稼働させ、2000年中に導入を完了する。  シャープから販売店に製品が届くまでの「流通在庫」を約3割削減することが目的である。

3.iモードは世界で通用するビジネスだ--米オーガニック社のネルソンCEO(4.8 日経ネットビジネス)
米オーガニック社は、インターネット関連ビジネス専門のコンサルティング会社である。 創業者の1人で、CEOのジョナサン・ネルソン氏にインタビューした。
――今回の来日で印象に残ったことは。
日本では、ビジネスマンだけでなく若者でも、ほとんどの人が携帯電話を持っていることが興味深かった。

――日本では携帯でネットサービスを受ける人が急増している。
ファストフード店などで高校生や中学生が、携帯電話でWebを見たり、電子メールをやり取りしている姿に驚いた。  米国では見られない光景だ。  携帯電話を利用したネットビジネスが、予想以上に有望だということが分かった。 このビジネスモデルは、逆に世界中で応用できる。

4.ソニー、企業向け広帯域通信サービス「bit-drive」を開始 (4.11 日経BixTech)
ソニーは2000年4月11日、企業ユーザー向けの広帯域通信サービス「bit-drive」(ビット・ドライブ)を発表した。  最大1.5Mbpsのデータ伝送速度で、企業ユーザーとソニーの基地局との間を無線(WLL:Wireless Local Loop、加入者系無線アクセスシステム)でつないでインターネットに接続する。      サービス内容により料金体系は異なるが、月額15万円で常時接続が可能。  ソニーは、99年6月24日に郵政省から第一種電気通信事業の認可を受けており、5月から試験サービスに着手する。本格サービスは、東京、横浜、名古屋、大阪、京都、福岡で7月1日から開始する。  12月をメドに全国展開する。  2000年度で1000社への導入を計画。3年間で単年度黒字化、5年後に10万ユーザー、1000億円の売上を見込んでおり、累積損失を解消できるという。

サービス体系は5種類。(1)常時接続サービス「ブロードアクセス」(月額15万円)、(2)常時接続サービスに、ネットワーク・サーバーのレンタル・サービスを組み合わせた「ブロードアクセスプラス」  (同18万円)、(3)域内通信サービス「シティアクセス」(同7万円)、(4)複数ユーザーで回線を共有する集合住宅向け「コミュニティサービス」(1世帯あたり月額5000円を予定)、(5)ネット接続サービスやサーバー・レンタルのほか、ホスティングやWebサイト構築支援でクリエイターを紹介するサービスを含めた「ドットコムサポートパック」(月額25万円)--で構成する。

5.米マイクロソフトがタイタスを買収日本でブロードバンド事業に本格参入(4.11 日経コミュニケーション)
米マイクロソフトは4月10日,米国のCATV会社,メディアワン・グループが持つタイタス・コミュニケーションズの株式を買い取ったと発表した。  日本国内で高速インターネット接続をはじめとするブロードバンド(広帯域)・サービス事業に本格的に参入する。  今回の買収により,マイクロソフトはタイタスの株式60%を取得し,子会社とした。  タイタスは東京や神奈川,北海道など7カ所でCATV局を運営するCATV局統括運営会社。  放送サービスのほか,高速インターネット接続,電話サービスを提供中。
 

6.【IT業況調査】ユーザーの投資意欲に期待--売り上げ/粗利益は一服感 (4.10 日経システムプロバイダ)
有力システム・プロバイダの協力を得て本誌が2000年3月に実施した「IT(情報技術)サービス業の業況調査」では、前回調査(99年12月)に比べ業況や売り上げの指数が大きく落ち込んだ。  しかし、好不況の境目であるゼロを割り込んだ指標はほとんどなく、経営環境は引き続き改善の方向にある。

7.ジュピター、タイタス合併(4.14 日経)
CATV国内最大手で住友商事と米AT&Tが出資するジュピターテレコムと同2位で米マイクロソフト子会社のタイタスは7月をめどに合併することで最終調整に入った。  2社合計で66万世帯を抱えることになる。 新会社は酵素言うネットワークを武器に放送、印他0ネット、電話サービスを全国規模で展開する。

8.NTTグループ、今秋に10Mbpsで月1万円のFTTH試行、IMT-2000で海外進出 (4.12 日経BizTECH)
NTT(持ち株会社)は2000年4月12日、NTTグループ全体の「3カ年経営計画」(2000〜2002年度)を発表した。  NTT東西地域会社が2000年度第3四半期に、家庭まで光ファイバを引き込むFTTH (Fiber to The Home)の形態で最大10Mbpsの高速アクセス・サービスを月額1万円程度で試験提供するほか、NTTドコモが次世代移動通信サービス「IMT-2000」で海外進出する方針などを打ち出した。

また、東西NTTは2000年度第1四半期に地方自治体や企業のイントラネットなどビジネス向けとして最大10Mb/sの「LAN型光通信サービス」を開始する。
 
 

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