週間情報通信ニュースインデックスno.242 99/02/05
 

1.住友銀行がネット利用の決済サービスで特許(1.31  日経)
  住友銀行は日本の金融機関で始めて情報技術を使った企業取り引きの分野で、ビジネスモデル特許を取得する。対象なるサービスは法人向け入金照合サービス「パーフェクト」。決済専用の仮想店舗を作り、企業が入金を請求する顧客毎に振り込み口座番号をあたえる。入金された現金は即時に請求元企業の口座に振り替えられる。

  請求先から企業の口座に直接振り込まれると、どこからの入金か照合する手作業が必要だが、仮想支店が与える請求先毎の口座番号を使って照合をパソコンなどで自動化できる。

  特許申請は98年2月、サービス開始は98年8月、先週特許庁から認可の内示。住友銀行では同様なサービスをする銀行が特許権の侵害にあたらないか調査。ライセンス料の支払い請求などを検討していく。

2.NTTコムウェア基本料1800円でASP開始(1.31 日経産業)
  NTTコムウェアは電子メール、スケジュール管理などをインターネットで期間貸しする「ねっとデワーク」提供をこのほど開始した。気品料は1ユーザアカウントあたり月1800円。2000年度中に20万アカウントの獲得を目指す。
*ISPと契約しパソコンがあれば出来ることを、ISP料金上に1800円払ってASPを使うメリットはあるのか?

3.ソニー、家電ネット販売を今春開始(2.1  日経)
ソニーはインターネットを利用した家電製品の直接販売に乗り出す。専門の子会社を設立し、AV機器などを販売する。注文をネットで受付け、製品は消費者に直送する。小売を通さない直結の販路を持つことで、需要動向を木目細かくとらえ流通コストや在庫の削減につなげる。他の家電メーカーの追随も必至。
 

4.倍々ゲームで急成長する「インターネット広告」(2.1 日経ビジネス)
 
インターネット広告の市場が急拡大している。電通によると、1998年に113億円だった市場規模は99年に2倍以上の250億円に達した模様だ。6兆円といわれる国内の広告市場に占める割合はまだ微々たるものだが、「昨年まで広告主が持っていたネット広告の有効性に対する疑念は完全に払拭された。離陸期に入った今年はケタが1つ上がるくらいの成長が見込める」。電通インターネット・ビジネス局の村田誠メディア部長は期待する。

ネット広告の先頭を走るのが電通とソフトバンク合弁のネット広告専業会社であるサイバー・コミュニケーションズ(東京・中央区)だ。ヤフージャパンや朝日新聞、インプレスなどマスコミを中心に約150の有力サイトを主な広告の掲載媒体として抱えている。2000年3月期の売上高は約50億円を見込んでおり、市場シェアは2割強に達している。サイバー・コミュニケーションズの売上高の4割はヤ
 フー向けの広告収入が占めている。

一方、知名度のある大手の広告代理店のグループ企業を向こうに回し、健闘しているのが、26歳の藤田晋社長が率いるサイバーエージェント(東京・港区)だ。99年12月の1カ月間の売上高は1億
5000万円に達し、3番手の位置に付けている。その特徴は中小企業や個人が運営するサイトなど約3000のサイトを取り扱っていることにある。「大手が取りこぼしている数多くのサイトに広告を掲載で きることが差別化になっている」とあるネット広告大手の幹部は指摘する。

何よりも、ベンチャーならではの新しいアイデアを次々に実行してきたことが成長の原動力だ。例えば、広告がクリックされる数に応じて料金を決める「サイバークリック」というサービス。従来のページ当たりの閲覧数を保証するタイプの広告に対して効果がわかりやすいことが人気で、今では売上高の8割を占めている。

5.NTTデータと沖電気がJAVA利用のシステムで提携(2.2  日経産業)
上記2社は次世代のコンピュータ言語JAVAを使った企業情報システム構築分野で提携した。Javaは単機能のソフトを再利用可能な形にまとめるエンタープライズ・ジャバ・ビーンズ(EJB)という機能を持つ。これにより決済、個人認証といった機能単位に分割して部品化したソフトを共有し、これらを組み合わせてシステム構築することが可能になる。従来の手法に比べて生産性が3−5倍に高まる。

6.NET&COM21が開幕、iモードと実務情報のブースに人だかり(2.2 日経BizTech)
ネットワーク/情報システムの総合展示会「NET&COM21」が、千葉市の日本コンベンションセンタ
 ー(幕張メッセ)で2月2日10時に開幕した。                                                                                        開場直後から多くの来場者を集めているのは、NTTドコモのブース。携帯電話向け情報サービス「iモード」のデモは、通常の展示会では一般ユーザー向けのコンテンツが中心だが、情報システム関係者を中心とした今回の展示会では、iモードをクライアントに使う社内情報システム構築の説明が行われていた。
  各社のプレゼンテーションは、製品そのものよりも、ネットワーク全体に関する実務情報に焦点を当てたものが多い。実務情報に徹しているブースほど来場者が集まっているようだ。
 
 

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