第87回情報化研究会・第24回京都研究会onZoom

1.日時・場所
4月22日(土)14:30―18:00(接続受付は14:00から)
場所:Zoom(ビデオ会議サービス)

2.プログラム
14:30-15:20 「2023年、40年目を迎えた情報化研究会ー企業ネットワークの歴史と未来」
情報化研究会主宰 松田次博


1984年4月に情報通信の勉強を目的に発足した情報化研究会は今年、40年目を迎えました。 情報通信の世界はこの間激的に変化し、AI、モバイル、クラウドの進展でさらに変化の加速度を増しています。

この講演では企業ネットワークの歴史とその変化の中でも変わらない「企業ネットワークの目的」について述べるとともに、現在の企業ネットワークの「現場で起こっていること」、「近未来の企業ネットワーク像」について講演します。

15:30-16:10「AIのリスクに関する説明責任の現状と今後の展望」
早稲田大学教授
稲田修一氏


社会の中でAIの利用が急速に進展している。しかしながら、AI、特に機械学習が提示する分析結果は、相関は示せるが因果関係の説明は苦手という問題点を有する。また、AIの判断は、使うデータによるバイアスなどのリスクが伴う。

このようなAIのリスクは、最近、広く認識されるようになり、各国でソフトロー、ハードローでの規制が議論されている。このような状況の中で、EUは2021年4月21日に「人工知能規制案」を発表している。

本講演では、具体例を示しながらAIのリスクについて分析すると同時に、そのリスクを開示するための説明責任に関する各国の考え方や動向について、EUの人工知能規制案の内容を引用しながら紹介する。

16:20-17:00「SaveCatsFoundation発足、なぜ私が猫を腎臓病から救う会を作ったのか?」
AITコンサルティング代表
有賀貞一氏


前東京大学医学部教授、現一般社団法人AIM医学研究所所長、宮崎徹先生 とのお付き合いから始まった、不思議なたんぱく質AIM(apoptosis inhibitor of macrophage)の探求。哺乳類がすべて持つAIMだが、宮崎先生は猫族に特有のAIM不活性化現象を見つけられ、それが猫族に多い腎臓病の原因であることさらには、ある種の活性化タンパクを食べさせてやれば、ある程度活性化し治癒に役立つことを明らかにした。 この研究をもとに私がSaveCatsFoundationを設立した経緯と目的をご紹介する。

17:05-18:30 懇親会

3.参加方法
参加を希望する方は氏名、所属、連絡先電話番号を書いて、下記メールアドレスへ申し込んでください。

 tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp



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