間違いだらけのネットワーク作り(85) 99/07/17
「2つの偶然」
 
 先週の記事で私がRFPを貰っている会社の関係者の方から、そうとは知らず検討中のネットワークに関するメールが届いたことを書きました。さっそく会社から電話をして詳しい話を聞きました。コンペ相手のメーカーはVoIPルータをデジタル・アクセス、デジタル・リーチで接続し、データ・音声統合をするという構成です。現在使用中の公衆フレームリレーを止めて専用線を使うとは感心です。このページで勉強したのでしょうか?

 さあ、対するこちらはVoIPで行くか、VoFRで行くか?製品は何を使えば勝てるか?相手の使う製品が分かっているので検討は楽です。お客様の実現したいことが、より経済的に、より品質良くでき、かつコンペティターより優位な提案。出来るか?

 そうこうしているうちに、またエンドユーザーの方からメール。現在利用中のデータ・音声統合網を高速化したいとのこと。CADデータが大量になっているのが理由です。ところが、社名を見てビックリ。この方の使っているネットワークは96年に私が構築したVoFRネットワークでした。ネットワークの担当になって間がないので、私の名前を知らなかったのです。ある区間でSNAのタイムアウトが頻発し、解決に苦労した記憶があります。

 (話がワキにそれますが、昨年9月VoIPルータ+公衆フレームリレー網でデータ・音声統合をした大阪の会社では未だにSNAタイムアウトの頻発に悩まされているそうです。タイムアウトは利用中の端末の画面がIMS初期画面に戻ってしまうため影響が大きく困っているとのこと。不思議なのはトラヒックが少ない土曜日でもタイムアウトがあること。ふくそうによる遅延やフレーム廃棄が原因ではないのですね。)

 話を元に戻します。現在稼働中のネットワークは128K〜256Kの専用線を使っています。この一部を1.5M〜2Mに増速したいとのこと。さっそく窓口をしている支社の担当者に連絡し、ネットワーク構成案をメールしました。

 それにしても2つ続けて私に直接関係のあるエンドユーザの方からメールが届くというのは、偶然というには出来過ぎです。このページを見ている人は情報化研究会に入っている方がそうであるように、ほとんどがネットワークの提供者側だと思っていましたが、エンドユーザの方もかなり読んでいることが分かりました。

 エンドユーザの方(通信業者や通信機器メーカーでない方)、RFP的メールは歓迎します。
 

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