間違いだらけのネットワーク作り(82) 99/06/26
「ネットワーク機器の2000年問題」
 
 交換、ルーティングといった通信処理は日付など処理自体に何の関係もないためネットワーク機器に2000年問題は無関係、というのが一般的な見解でした。しかし、「一般的見解」には「例外的現実」がついてくる、ということをとうとう経験してしまいました。

 私のところで提供しているネットワーク機器については製造元からの書面による2000年問題への対処の要否確認は昨年のうちに終わっていました。ここ最近、実機によるテストを続けていたところメーカーからOKのお墨付きのあったルータで1999年12月31年から2000年1月1日へ日付が変わった40数分後、パタリと停止するという現象に出くわしました。私たちもビックリしましたが、メーカーも原因解析に必死になりました。

 結局、「信じちゃいけない」、すべてのネットワーク機器のハード/ソフト全バージョンについて実機テストをするしかない、という当たり前といえば当たり前の教訓を学びました。今月中にはテストが完了します。それにしても世の中ではあまたのネットワーク機器が稼働しており、すべての機種についてテストがされるとは到底思えません。

 来年1月1日、ネットワークでもContingency Planは不可欠のようです。

 さて、別の話。米国でのCISCOの評判がData Comm誌のオンライン・アンケートで出ています。
  http://webinsite.data.com/Polls/Results.cgi?poll=Cisco

 CISCO好きの人も、CISCO嫌いの人も見て下さい。CISCOが嫌いな理由は”High price   39%, Proprietary features   19%”。CISCOのライバル、1位はLucent、2位はNortel。米国の調査では仕方ありませんが、せめて国内では国産メーカーに頑張って欲しいものです。

 CISCO大好きの人は恋の「奴隷」(高くても何でも盲目的に使う)にならないように、嫌いな人は「食わず嫌い」で損しないように、上手に使いたいものです。
 
 
 

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