間違いだらけのネットワーク作り(77) 99/05/22
「米国のVoice over Packets」
 
 5月19日NTT DATA Annual Network Seminarが行われ、会場定員ぎりぎりのお客様が参加し盛況のうちに終わりました。毎年のように名古屋や大阪から参加して下さる方もおられ、うれしい限りです。情報化研究会の方も数人来られていました。最も遠方の方は博多から。
 
 さて、その中のヤンキー・グループ日本支社長のG.ホフマン氏の講演から米国のVoice over Packetsに関するスライド2枚の公開の許可を頂きましたのでご紹介します。いずれもフォーチュン500社の中から選ばれた米国の主要企業100社に対する調査結果です。1枚目のスライドはVoATM、VoFR、VoIPの導入状況です。既に30%以上の企業で導入され、6ヶ月以内に導入予定を加えると半数近くになります。もっとも全面的に導入しているのか、部分的かは分かりません。例えば海外との通信にのみ採用していても利用中企業としてカウントされています。ただ、VoP(Voice over Packets)に対して米国企業が積極的なことは間違いありません。(図中FAXという文字が見ずらくなっています。VoPの内訳はVoice、FAX、Bothです。)

 
  2枚目のスライドはVoice over Managed IP、つまりインターネットでのVoIPではなく、イントラネット上で優先制御や帯域制御といった制御がある程度されているVoIPです。やはり音声品質が悪いという評価が約半数を占め、経費削減効果に対する評価も良いとは言えません。ルータの優先制御とかRSVPとかが、現実にどこまで普及しているか分かりませんが、優先制御があるから音質は良くなるとは単純には言えないようです。

 

  話は変わります。情報化研究会会員の方への周知です。先週の記事まで数回、TagSwitchingやMPLSの話題が続きました。この際、「文学的理解」でなく基本的なことをしっかり勉強した方が良かろうということで6月26日(土)14時〜17時に「やさしいMPLS」というテーマで研究会を行います。講師は会員で高速IPネットワークを専門にしている矢野さんです。場所は何時もどおり赤坂のNTT葵荘です。研究会終了後懇親会を予定しています。会費は懇親会も含めて6000円です。出席される方はメールにて連絡ください。
 
 
 
 

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