間違いだらけのネットワーク作り(70) 99/04/03
「米国でのVoIP導入段階」

 4月2日にヤンキー・グループ日本支社長のジョージ・ホフマン氏と話をしました。ヤンキー・グループはホーム・ページの「VOIPは米国でも不評」という記事でVOIPの調査結果を提供していただいたコンサルティング/リサーチ会社です。

 最近の米国通信事情についてあれこれ話を伺ったのですが、VOIPについてはまだ第1段階にあるそうです。ホフマンさんによるとVOIPの導入段階は次の3段階に分けられます。第1段階は海外との電話を安くするために使う、第2段階は社内の内線電話をIP化する、第3段階はWEBとの連携などIPの特徴を活かした付加価値をつける、です。

 第1段階にあるというのは私が先週ルーセント・テクノロジーで聞いた話とも一致します。ルーセントの紹介してくれた事例も米国内の電話ではなく、米国と海外間での事例でした。LEVEL3やQUESTもIP電話には乗り出してないようです。

 一方で日本では本当かウソが分かりませんが、大手企業でVOIPを導入しようとしているところもあるとのこと。
 実はVoATMも実績があるのはほとんど日本だけなのです。私も外国製ATM交換機を使ってVoATMは構築して来ましたが、導入初期に米国その他で実績があるか聞いたところ日本がファーストとのことでした。現在でも日本以外では実績は少ないと思います。

 VOIPもVoATMと同様、本格的な規模では日本が先走っているようです。結果的にベンダーにとって日本はVoATMやVoIPの「デバッグ場」ということになります。ヤレヤレ。
 

ホームページへ