間違いだらけのネットワーク作り(68) 99/03/20
「次世代携帯電話のインパクト」

 今日の日経一面のトップ記事は次世代携帯電話の国際規格がITUで決定したというものでした。
日欧方式と北米方式が対立していたが、両方の機能を携帯電話に盛り込むことで妥協し早期サービス開始を目指すとのこと。NTTドコモは2001年を計画している 。規格統一で国内だけでなく、欧米でも国内と同じ携帯電話が使えるようになり利便性が向上します。
 
 次世代携帯電話はこのページがテーマにしている有線系のATM/フレームリレーを使ったプライベート・ネットワークにも大きなインパクトを与えるのは必至です。それは2Mbpsという高速性です。料金ははっきりしていませんが、現在の携帯電話の料金より安くなっても高くなることはないでしょう。

 するとモバイルに限らず、支店と本店間等の専用線の代わりに携帯電話を使った方がビットあたりの単価はずっと安くなる可能性があります。結果的に2Mbpsまでの専用線は携帯電話と同等のコストパフォーマンスになるよう値下げされるでしょう。

 つまり、次世代携帯電話で2Mbpsの速度が安価に提供されると回線全般の料金が下がりメガビット単位の回線が簡単に使えるようになるということです。

 「色の白いのは七難隠す」、といいますがネットワークにおいて「スピードの速いのは七難隠し」ます。データ・音声統合を高品質に実現するのも低速では困難ですが、高速では楽になります。とにかく2〜3年で企業ネットワークの作り方は大きく変わるでしょう。楽しみなことです。

 明日21日からLucent社、Nortel社、CISCO社を訪問するため米国に行きます。27日(土)帰国予定なので
バテテなければトピックスを書きたいと思います。

 それと残念なお知らせです。週間情報通信ニュースインデックスのソースを提供してくれていたNTT DATA技術開発本部の組織改変のため、ニュースが廃刊されることが決まりました。今週号が最後です。来週からも継続したいのですが、個人でヘッドラインを収集するのは大変なので場合によっては「週間情報通信ニュースインデックス」も廃刊します。
 
 

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