間違いだらけのネットワーク作り(1362)2024/5/10
NECがZoomPhoneを全社導入(1362)

5月になり、今年も小金井公園の池にカワセミが姿を見せるようになりました。 望遠レンズを付けたカメラを持った人が10人近く、池のほとりでカワセミの出待ちをしています。 私は木曜日に今年初めてカワセミを見ました。 ウォーキングしていて眼にするのは2、3日に一回程度です。

NECがZoomPhoneを全社導入

NECネッツエスアイ、国内最大規模の「Zoom Phone」のシステム環境を構築

NECネッツエスアイが国内最大規模のZoomPhoneを作ったことがニュースではなく、「かつてPBXの高いシェアを誇ったNECが自社製PBXを捨てて、NECグループ全社にZoomPhoneを導入した」ことがニュースです。
単なる「電話交換機」でしかないPBXの時代が終わったことを象徴しています。 電話帳も持てない、オンライン会議とも連携できない、スマホは直接つながらない。 箱(ハード)と機能(ソフト)ががっちりバンドルされいて、大きな音声ネットワークを作ろうとすると箱だらけになって拡張性がない。
大手商社、製造業等のPBX離れは数年前から進んでいますが、家元がPBXを捨てたことではっきりとPBXに終止符が打たれました。
しかし、電話が絶対止まってはいけない用途、例えば製鉄所や化学プラント構内の内線電話とか、鉄道や電力・ガスなどの保安用の電話はZoomPhoneやTeamsには出来ません。 レガシーPBXを作り続けることになるのでしょうか。 今あるPBXをどうするのか、NECには将来計画を公表して欲しいものです。

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 tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp



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