間違いだらけのネットワーク作り(1339)2024/11/16
5Gを使った自動運転(1339)

23日の第104回情報化研究会の後半では句会をします。すでに俳句を送ってくれた方が数人いるのですが、そのうちの一人は”Copilot”で俳句の添削をしていました。 助詞の使い方が違う2つの句のどちらがいいか、Copilotに質問した回答をメールで見せてくれました。 いやあ、すごいです。 「巡り」と「巡る」でどうニュアンスが変わるか的確に説明していました。

Copilotは俳句の先生にもなるのですね。 私も原稿を書く時などにEdgeに付属しているCopilotをよく使います。 しかし、俳句の先生代りに使うほど「高度な」使い方ではありません。 もっと使い方のバリエーションを増やして有効に使おうと思いました。

5Gを使った自動運転

5Gを自動運転に使う記事が2つありました。
NTTコムが千歳市で路線バスのレベル2自動運転実証、IOWNもバス停で使用
米シャトルバスの公共交通専用5G、2025年半ばに完全自動運転目指す

NTTコムが行う自動運転の実証はレベル2の部分的な自動運転で、人間による監視が欠かせない。 バスの運転手の負担を減らせることは出来るかも知れないが、運転手は必ず乗車しなければいけないので、運転手不足の解決にはならない。
興味があるのは「5Gワイド」という法人向けのサービスを使うこと。 5Gワイドは一般の5G通信よりパケットを優先して扱うため、5Gネットワーク(端末と基地局の間が優先の対象)が混雑している時も通信速度の向上が期待できる。 ただし、単なる優先制御であり、帯域を確保する訳ではないので速度の保証はない。 5Gワイドにどの程度の効果があるのか、実証実験の結果が知りたいものだ。

アメリカの事例は「完全自動運転」なので、レベル5を実現するようだ。 プライベート5Gを使うと書いてあるが、それが物理的な専用ネットワークなのか、ネットワークスライシングを使った仮想的なプライベート5Gなのかは分からない。

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 tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp



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