パリオリンピックも残り3日になりました。 昨日まで日本の金メダルは韓国より少なかったのですが、今朝起きてみると金メダルが3つも増えて16個となり、韓国の13個を上回りました。
一昨日、夏休みで我が家に泊まりに来ている小3の孫娘の前で「韓国は人口が日本の半分もないのに、金メダルが日本より多い。 日本は情けない。」という趣旨の話をしたら、「金メダルを取るのが大事じゃないよ。 テコンドーの先生が言ってたけど、その試合で頑張れたかどうかが大事なんだよ。」と言われてしまいました。
孫はマレーシアにいた幼稚園の頃からテコンドーをやっていて、つい先日の大会で小学3年生の部で金メダルをもらいました。 その試合のときに先生から教えられたのでしょう。
また、別の日に孫が観ているYoutubeのナレーションの声が、私が観ている将棋のナレーターと同じだ、と言うと「今どき人手不足だから、人間がしゃべったりしないよ。 コンピュータで作るから同じなんでしょ。」と言われてしまいました。 やられっぱなしです。
クラウドストライクの大規模障害を口実にゼロトラストを停滞させるな
先週もクラウドストライクの記事を取り上げましたが、ゼロトラストを関連づけた記事がありました。
クラウドストライクの大規模障害を口実に、ゼロトラストを停滞させないでほしい
クラウドストライクはADR(Automated Detection and Response:社内ネットワークの不審な通信を検出・遮断)が優れており、ゼロトラストのツールの1つとして多くの著名企業で導入されているのだそうです。
ところが、7月21日に発生した世界的なトラブルでその信用が失墜。 イーロンマスク氏はテスラの生産ラインが停止したことを重く見て、クラウドストライクをアンインストールしたそうです。
この記事の著者はテスラのような動きがゼロトラストの後退につながるのではないかと危惧しています。
そんな心配はちょっと的外れな気がします。 クラウドストライクを使っている企業はWindowsユーザーの1%にも満たないですが、使っていないからと言ってランサムウェア等の深刻な被害に会ってはいません。
ランサムウェアの被害は相変わらず多いですが、その原因の過半はいまだに「VPN装置の脆弱性の放置」です。 KADOKAWAのランサムウェア被害は「フィッシング」が原因でした。 重装備なゼロトラストを整える以前に、基本的なセキュリティ対策をきちんとすることの方が大事だと思います。
*ここに書いてあることで質問、ご意見などありましたらメールでお知らせください。