間違いだらけのネットワーク作り(1325)2024/8/3
重要なシステムほど止まった、原因のCrowdStrikeFalconとは?(1324)

先週の土日は5年ぶりの研究会旅行で小諸へ行きました。 研究会旅行は1995年から毎年7月末に行っていたのですが、コロナのため2020年から23年までしていませんでした。
今年は4月に5年ぶりのリアル京都研究会を開催し、研究会旅行も復活。 やっとコロナ前の状況に近づいた気がします。
小諸はワイン造りの盛んなところで、マンズワインはじめワイナリーが6、7社あります。 今回の旅行はワイナリーの見学とワインと料理と会話を楽しむのがメインでした。
選んだワイナリーは昨年出来たばかりの、STARRACE KOMORO(スタラス小諸)です。 飯綱山公園という小高い山の上にあり、北に浅間山がきれいに見え、眼下には小諸、佐久の町が広がっています。
ワイナリーを16時から見学した後、同じ敷地内にあるレストランで17時過ぎから21時前まで、食事とワインと会話を楽しみました。
左の写真はワイナリーのテイスティングマシンの前で撮ったもの、右はレストランの個室に続いているテラスです。 食事とワインは個室で、コーヒーとデザートは夜風がさわやかなテラスでいただきました。


重要なシステムほど止まった、CrowdStrikeFalconとは?
7月19日午後1時ころから、WindowsPCがブルースクリーンになるという障害が世界規模で発生しました。 その原因となったCrowdStrikeFalconの記事が眼に止まりました。
止めたくないシステムほど止まった、原因のCrowdStrike Falconとは「何者」か
CrowdStrikeはランサムウェア対策としても有効な、非常に強力なセキュリティサービス。 そのアップデートに不具合があったのが今回の障害の原因だそうです。
1企業で見ると被害を被っている時間や深刻さは、KADOKAWAのランサムウェア被害よりはるかに軽いと思います。しかし、JALをはじめ、航空・鉄道など重要な社会インフラを担う企業が多数、被害に会いました。
世界で約850万台のWindowsコンピュータが被害に会ったのですが、これはWindowsコンピュータ全体の1%だそうです。 CrowdStrikeが高価なサービスなので、「止めたくないシステム」=「重要なシステム」を運用している大企業しか使えないのかも知れません。

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