間違いだらけのネットワーク作り(1323)2024/7/13
NECのローカル5G・実用事例(1323)

今日は長男一家と上野の国立科学博物館へ出かけるため、このページを早い時間に書いています。 国立科学博物館には小さな子供が遊べるコーナーがあるそうで、そこが目当てです。 大昔に子供たちと恐竜展を見て以来です。

NECのローカル5G・実用事例
5Gの事例はネットのニュースやネットワーク専門誌(テレコミュニケーション)でいつも注意深く見ているのですが、実証実験の記事ばかりで肝心の「実用」事例はほぼありません。
実証実験の記事も少なくなりました。 総務省の補助金でローカル5Gをやっていた人たちも「飽きた」のでしょうか? そんな中、NECの知人がローカル5Gの実用事例が公開されたと教えてくれました。

ローカル5Gを活用した無線ネットワークサービスを開始 工事不要かつ安定した通信でDX時代の展示を支える

東京ビッグサイトの事例です。 各展示ブースをインターネットに接続するサービスを有線(ケーブル)から、ローカル5Gにすることで回線工事不要で、迅速なブースの開設・撤収が可能になっただけでなく、環境負荷も軽減できたとのこと。
ローカル5Gの小型一体型基地局「UNIVERGE RV1200」とアンテナを、展示会場の天井付近に設置し、出展者は各ブースに設置した5Gゲートウェイに展示機器を接続するか、SIMを機器に装着して接続。
シンプルで効果の分かり易いユースケースです。 カッコいいだけで、採算の取れないユースケースより、こういう使い方から始めるべきだと思います。
ちょっと気になるのは大きなホールに1カ所しか基地局を置かないということなので、通信の容量(帯域幅)や基地局の同時接続数が足りるのかなあ、という点です。 実際使っているのだから、大丈夫なのでしょうが。

*ここに書いてあることで質問、ご意見などありましたらメールでお知らせください。 

 tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp



ホームページへ