間違いだらけのネットワーク作り(1320)2024/6/22
ドイツテレコムが産業用ミリ波5Gを商用化(1320)

昨日は夏至でしたが、朝から夕方まで雨でした。 ところが、夜9時頃、きれいに晴れて南東の空に「ストロベリームーン」がくっきり見えました。 月のまわりに白く細い雲がちょっとあったのですが、それがかえって絵のような景色になっていました。 ベランダに出てしばらく眺めました。 外の空気はすずしくて気持ちがよかったです。

ドイツテレコムが産業用ミリ波5Gを商用化

Deutsche Telekomが産業向けミリ波5Gを商用化、自律型の産業機械とロボットに活用

ミリ波5Gで映像をAIにアップロードして、リアルタイムに分析して製造ラインを制御する、といったユースケースは5G登場の初期から語られていました。 それが商用化されて、「実利」を生んでいるとすればすごいと思います。
ただ、引用元のドイツテレコムの発表内容を見ても具体的な使い方や得られた効果については書いてないです。 しかし、「商用化」したことは事実でしょうから大したものです。
ミリ波は空間減衰が激しくカバーエリアが狭い、MMU(Massive MIMO Unit)と呼ばれる無線機と多数のアンテナが一体化された装置が高価で採算を取るハードルが高い、という弱点があります。 無線機とアンテナが一体なのは距離を離せないからです。 Sub6だと同軸を使うか、光ケーブルかで違いますが無線機とアンテナは50メートルから100メートル離すことが出来るし、1台の無線機に複数のアンテナを接続できます。 アンテナはわずか数万円です。 Sub6ではダメで、ミリ波でなければならない用途はかなり限られると思います。

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 tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp



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