3日ほど前に沢木耕太郎さんの「天路の旅人」を読み終わりました。 毎晩、寝る前に本を読むのですが、おそらく50日くらいかかっていると思います。 面白くないので1日10ページ程度しか読めませんでした。 570ページの本なので50日かかるわけです。 よく途中で投げ出さなかったものです。
第二次世界大戦末期、外務省から中国西北部の諜報活動を委託され「密偵」として1943年から終戦後の1950年までゴビ砂漠、チベット、ネパール、インドなどを放浪した西川一三さんの旅行記とインタビューをもとにしたノンフィクションです。
面白くないのは同じような旅の繰り返しであること(風雪の強い高い峠を苦労して越える、野宿する、ラマ教の寺院で修行する)、訪れた土地の風俗や人間の深い描写がない、西川さんという人が目的や考えを持っていない・・・。 諜報活動という目的があったのは43年から45年の終戦まで。 その後の5年はただの放浪です。 「感動ポイント」がありませんでした。
沢木さんのノンフィクションは「深夜特急」はじめ、たくさん読んでいるのですがこの本は残念な本でした。
企業における5G活用の現状とこれから
5月27日(土)に第88回情報化研究会・第33回打倒!コロナ研究会を開催します。
第88回情報化研究会・第33回打倒!コロナ研究会onZoom
1.日時・場所
5月27日(土)19:00―22:00(接続受付は18:30から)
場所:Zoom(ビデオ会議サービス)
2.プログラム
19:00-20:00 「企業における5G活用の現状とこれから」
情報化研究会主宰 松田次博
企業での5G活用は遅々として進まないのですが、少し光が見えて来ました。 次のような内容で現在の到達点とこれからの取組み方について話します。
・ソフトバンクのプライベート5Gの実力は?
3月29日にソフトバンクが国内で初めてネットワークスライシングを使ったプライベート5Gのサービスを始めました。 企業にとってメリットのある使い方が出来るのか、その実力を評価します。
・コマツが5GMECを使った建機の遠隔操作を実用化
建機の遠隔操作は実証実験ではあちこちでやられたのですが、実用はこれが初めてだと思います。 「接続の壁」、「実利の壁」という5G導入の壁をどうクリアしたのか明らかにします。
・ローカル5Gの現在地
ローカル5Gの実用化はどこまで進んでいるのか、事例を紹介します。
・これからの5G活用の進め方
20:00-21:30 懇親会
3.参加方法
事前申し込みは不要です。 情報化研究会からのメールマガジンでZoomインビテーションを送信します。
*ここに書いてあることで質問、ご意見などありましたらメールでお知らせください。