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将棋の藤井聡太6冠王が、渡辺名人に挑戦する名人戦7番勝負の第1局が5日・6日に行われました。 藤井6冠王は渡辺さんに対して、16勝3敗と大きく勝ち越しており、これまで渡辺さんから、棋聖、王将、棋王の3つのタイトルを奪っています。 今回、名人を取ってしまうと渡辺さんは19年ぶりに無冠になるそうです。
名人戦第1局は渡辺さんが定石から離れた力戦形に持ち込んで勝機を見出そうとしましたが、結果的には藤井さんの圧勝でした。 AIの予想では藤井さんが名人位を獲得する確率は98%以上だとか。
囲碁は人気が低迷しているようで、もっとも権威あるタイトル、本因坊が来年度から大幅に縮小されるそうです。 挑戦者決定をリーグ戦から、トーナメントへ移行。 タイトル戦は7番勝負から5番勝負へ短縮。 しかも、1局に2日かけていたのを1日に短縮。 要は本因坊戦の維持に必要な対局料その他を削減するということです。 スポンサーである毎日新聞が経営不振であるためです。
将棋界は藤井6冠のおかげでルールを知らない人でも、AIの評価値で優劣を見ながら動画配信を楽しむようになっています。 これまでのスポンサーだった新聞社だけでなく、様々なメディアから収入が得られるようになっているのが将棋界の強みです。 藤井6冠というスーパースターのおかげで将棋界全体がうるおっているということです。
東京マラソンの中継で使われた5Gネットワークスライシング
3月5日に開催された東京マラソンのテレビ中継で、5Gのネットワークスライシングが使われたことをご存知ですか? まあ、そんな驚くような事例でもないのですが、5Gのニュース自体が少なくなっているので@ITのコラムで紹介しました。
東京マラソンのTV中継で使われた5Gネットワークスライシングの全貌と企業利用への課題
私はソフトバンクが2020年5月に発表した「2022年にプライベート5Gのサービスを始める」というニュースリリースをずっと記憶していて、2022年にサービスが始まることを期待していました。 しかし、2022年中にも、2022年度中にもプライベート5Gは提供されませんでした。 ぶち上げるだけで実行しないのは感心しませんね。
プライベート5Gのサービス機能ので一番期待されているのがネットワークスライシングです。 詳しくは@ITの記事を読んでください。 4月10日午前5時公開です。
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