先週の第79回情報化研究会には26人が参加して、けっこうにぎやかでした。 KDDIの大障害にも、AWS Cloud WANにも皆さん関心が高かったようです。
KDDIは一律200円の損害賠償を支払うとか。 なんか、形だけで利用者が被った迷惑に見合ってないと感じます。 まあ、計算の根拠はあるのでしょうが。
原因はルータ交換時の単純な経路情報の設定ミス。 政府から携帯料金の値下げを強要されて、保守・運用に十分な手間と時間をかけられなくなっているのかなあ、とも思いました。 5Gへの投資も力が入ってないように見えます。 余力がないのでしょうか。
5.5Gとは?
こちらは力があり余っている中国からのニュースです。
5Gと6Gをつなぐ「5.5G」、ファーウェイが提唱する「実現すべき特性」とは?
力があるだけでなく、技術力もありますね。 5.5Gでは「10Gビット/秒の下り速度、1Gビット/秒の上り速度、1000億台のIoT機器接続、AIを使った高度な運用管理」を実現するとのこと。 ただ、具体的な実現時期はファーウェイのニュースリリースにも書いていませんでした。 「10年以内」としか分かりません。
それにしても、5Gの普及でも利用でも中国は進んでいますね。 欧米や日本の通信事業者はファーウェイを排除していますが、エリクソンやノキアにファーウェイについていく力があるのでしょうか?
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