間違いだらけのネットワーク作り(1217)2022/6/18
音質の悪さがオンライン会議の疲労感に影響(1217)

今週水曜日は仕事を午前中で終わりにして、午後は妻とトム・クルーズの「トップガン マーベリック」を観に行きました。 以前はけっこうシネコンに行っていたのですが、コロナ禍もあり2018年秋に「ボヘミアン・ラプソディ」を観て以来3年半ぶりでした。 「トップガン」は単純明快、スカッとする映画です。 トム・クルーズは59歳になってもカッコいいし、恋人役の女優はきれいでした。

音質の悪さがオンライン会議の疲労感に影響

音質の悪さがオンライン会議の疲労感に影響、NTTデータ経営研究所ら調査

うーん、どうだかなあという記事です。 今どき、疲労感を感じるほど音質の悪いオンライン会議を使っている人がいるのでしょうか?  ZoomやTeamsのオンライン会議をしゅっちゅうやっていますが、音質が悪いと感じたことはないし、音声の途切れもほとんどありません。 2時間程度の打合せをしてもストレスを感じることはないです。 この記事の実験はどんな方法で「音質の悪い」環境を作り出したんですかね? それを知りたいです。

オンライン会議の音質がいいのは一般の電話で使われている原始的なG711というCODECではなく、インターネット環境に適したCODECを使っているからです。 オンライン会議は送話側も受話側も同じ製品、同じCODECを使っているので快適な音質を出しやすい。 しかし、これが「電話」になると事情が違います。

例えば、クラウド型コンタクトセンターのオペレータはパソコン上のソフトフォンを使っていてCODECはG711ではありません。 コンタクトセンターにかかってくる電話は電話網を通りますから、G711。 電話網の区間で音質劣化は起きませんが、それ以外の区間には劣化要因があります。 某ECサイトのコンタクトセンターの音質なんて、ひどいものです。

クラウド型コンタクトセンターの実力について、来週の研究会で議論します。

「Amazon Connect vs Genesys Cloud−クラウド型コンタクトセンターの実力は?」

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