間違いだらけのネットワーク作り(1215)2022/6/4
Web会議では良いアイデアが出ない?(1215)

報告が遅れましたが、5月21日に開催した第77回情報化研究会、「ゼロトラストは今どうなっているのか? セキュリティ最前線」には21人が参加。 スピーカーは私一人で、用意したスライドは表紙を含めてわずか10枚。 しかし、講演の途中で私が皆さんに質問して、そこからディスカッションが始まったりしたので、講演というよりブレーンストーミングのようになりました。 時間は1時間半ほどで、私にはとても勉強になりました。

実は当日(土曜日)の午前中にITmediaのコラム 「ゼロトラストは今どうなっているのか? セキュリティとネットワークの最前線」の原稿を編集部に送付しました。 しかし、研究会で追加・修正すべき点をいくつか気づいたので、日曜日に原稿を修正して送りなおしました。 約2800字だった原稿は約3500字になりました。 研究会のおかげで内容を厚くすることが出来ました。

Web会議では良いアイデアが出ない?

Web会議だといいアイデアが出ないそうです。

調査が示した「Web会議では良いアイデアが出ない」という事実

そんなことある訳がない。 私はオンライン会議と言っていますが、オンライン会議の方がリアルの会議よりはるかに知的生産性が高いです。 なぜなら、「簡単に開催できる」からです。 1回で足りなければ何回でもやればいい。 多人数が集まるのも簡単。 いいアイデアが出るかどうかは「そのテーマに関心を持っていて、発言する意欲のある人」が参加しているかどうかで決まることであって、オンラインでやるか、リアルでやるかは関係ありません。

実は5月のITmediaの原稿を書くためにオンライン会議を2回やりました。 5月10日にセキュリティに詳しい人3人に頼んで勉強会を開催。 そして、上に書いた5月21日の研究会です。 どちらも活発に意見やアイデアを出してくれる人がいたので、とても勉強になりました。

情報化研究会自体、コロナ以前は年に2回、春と秋にしか研究会を開催していませんでした。 オンライン開催にしてからは毎月やっています。 リアルでは会場を抑えたり、資料を印刷したりと手間がかかり過ぎますが、オンライン開催なら毎月やっても負担になりません。

人と会話していると新しいアイデアが生まれます。 それはリアルだろうと、オンラインだろうと同じですが、「簡単に集まって会話できる」のでオンラインは知的生産性を上げるのです。

*ここに書いてあることで質問、ご意見などありましたら掲示板かメールでお知らせください。 

情報化研究会掲示板

 tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp



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