間違いだらけのネットワーク作り(1203)2022/3/12
クラウドが通信インフラ丸飲み(1203)

昨日は11時半にオンライン会議が終わってから、小さな弁当を持って、妻と小金井公園の梅林へ行きました。 すでにたくさんの人が来ていて、いい場所は取れず、はしっこに近いベンチにシートを敷いて座りました。 売店で生ビールを買ったのですが、オープンエア―で飲むビールは格別においしかったです。 午後も仕事の予定を入れていたので、一杯だけで止めました。
池には今年初めてカモが来ていました。 これから子カモを作る季節です。



クラウドが通信インフラ丸飲み

AWSやAzureがモバイル網をはじめとする通信インフラを飲み込んで行く理由や技術的な背景が分かり易く書かれています。

MWCで見えた主役交代、巨大クラウド事業者が通信インフラ丸飲み

以前はGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)と言ったのですが、今はマイクロソフトを加えてGAFAMと言うのですね。 GAFAMが通信インフラを取り込む第1の理由は通信インフラに占めるGAFAMのトラフィックの比率が高くなったこと。 大手クラウド事業者は世界各地のデータセンタ間で同期を取るための膨大なデータのやり取りに通信事業者の海底ケーブルを使っていました。しかし、トラフィックが増大したためケーブルを借りるより自社で敷設した方が経済的になり、GoogleやMeta(旧Facebook)は自前の海底ケーブルを引いているそうです。

第2の理由は通信インフラのソフトウェア化、つまり仮想化が進み、専用ハードを使った通信機器が汎用サーバ上のソフトウェアになったため、パブリッククラウドに載せやすくなったこと。 クラウド側も通信に対応するための機能強化が図られており、例えばAWSは遅延の少ないパケット処理が可能な新たなハイパーバイザーや仮想ゲートウエイ機能などを備えているそうです。

通信インフラがクラウド化されることで機能や性能、拡張性の向上が図られ、かつ低コスト化されるといいですね。 企業ネットワークにおいても自前のPBXとか、無線LANコントローラーを持つ古臭い設計は止めにして、AWSやAzureの上で動くサービスを指向すべきだと思います。

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