「間違いだらけのネットワーク作り」、今回が１２００号になりました。 ほぼ毎週書いており、１年約５０週ですから２４年続けていることになります。 これが全号のインデックスです。
間違いだらけのネットワーク作り・バックナンバー
最初の記事は1997年9月15日に書いています。 始めた当初の数回はNOをつけてなかったので、トータルの号数は1200を超えているのですね。 四半世紀の企業ネットワークの歴史がたどれると思います。
型破りなVoIP
今日開催する第74回情報化研究会で山口真也さんにVoIPの話をしていただきます。 昨日その資料が届いたのですが型破りですごいです。 詳しいことは来週紹介しますが、講演資料のキーセンテンスを引用します。
・長く忘れられていたVoIP市場がワークスタイルの変化と通信インフラの改善により再び活性化中
・昨年初頭、瞬間風速でブームになった音声SNS「Clubhouse」にインスパイアされた面がある。 音声でまだ新しいことがやれる可能性を感じた。
・テレワーク・働き方改革などにClubhouse的な手法（音声主体のバーチャルオフィスをインターネット上に作る）が応用できないかと考えたのが、企画の発端。
・特徴（一部）
-VoIP技術+WebRTC基盤のフルクラウド型ユニファイド・コミュニケーションサービス(UCaaS)
-端末はスマートフォンかPC(Windows/Mac/Chromebook)。PCではブラウザ上で、スマホではアプリとして動作し、回線はインターネット。固定電話機のようなレガシー機材は使わない
-050 IP電話（追ってNTT東西ひかり電話等にも対応予定）、フルクラウド基盤とオンラインサインアップ・セルフサービスにより、通話料金・維持費ともに低価格を実現
-国際標準をベースとした自社開発により、豊富な拡張性を備え、将来にわたって日々進化を続ける「新しい電話のカタチ」を標榜・提案
「型破り」の一端を感じることが出来ると思います。 既存のPBXベンダーやTeams Phone System、Zoom Phoneなどにどう対抗して行くのか、具体的な話を聴くのが楽しみです。
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