在宅仕事を始めた2年前から、NHKBS4で7時半から朝ドラを観るのが習慣になっています。 2020年上期の「エール」は元気の出るいいドラマでした。 下期の「おちょやん」はまあまあ。 2021年上期の「おかえりモネ」はどこで感動すればいいのか分からない、今一つの出来でした。
現在放送中の「カムカムエブリバディ」は3人のヒロインが3世代の主人公を演じています。 最初は上白石萌音さん、現在が深津絵里さん、3人目は知らない人。 上白石萌音さんの演じる安子はとてもかわいそうな終わり方でした。 ドラマの最後では安子が救われるシーンがあるのではと期待しています。
あいおいニッセイが固定電話廃止
昨日の日経新聞朝刊にあいおいニッセイ同和損害保険株式会社が「顧客との電話応対を在宅勤務で出来るようにする」という記事が載りました。
あいおいニッセイ、顧客と電話応対「在宅」で
本社と営業事務所で受けた問合せを全件、社員に支給済みのスマートフォンへ転送するそうです。 本社等の固定電話などは撤去するとのこと。 日経新聞に企業ネットワークに関する記事が掲載されるのは年に1回もない、めずらしいことです。 20年前には東京ガスのIP電話が日経の1面に掲載されたのをきっかけに、大企業がIP電話を導入するたびに新聞に出ていました。 しかし、そんな現象はその後ありませんでした。
あいおいニッセイのやろうとしていることは技術的には目新しくもないし、難しくもないことです。 しかし、保守的なはずの金融機関がこれだけ大きく電話の使い方を変えるのはすごいことだと思います。
「転送」の具体的仕組みが分からないですが、ふつうなら社員のスマートフォンを代表電話のグループに登録しておいて、出社していようが在宅だろうが、スマホに着信させればいいだけです。 「代表電話の着信」であって「転送」ではないのですが、あえて転送と言っているので、別の方法を使っているのかも知れません。
代表電話を残している限り、PBX的機能は必要です。 本当に革新的な電話の使い方は、「全社員にスマートフォンを貸与する。 代表電話は廃止、PBX・固定電話機も廃止。」です。 現に大手通信事業者ではそれに近い使い方になっています。 面白いのは一生懸命PBXを売っている人たちが、まったくPBXを使っていないことです。
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