間違いだらけのネットワーク作り(1179)2021/09/18
6Gの6つの特徴(1179)

小金井公園では先週から金木犀のつぼみが香り始め、今週は開花していい匂いをただよわせています。 例年より2週間以上、開花が早いように感じます。 金木犀の香りは秋の象徴のように思っているのですが、夏の花であるはずのひまわりも満開なのが不思議です。

6Gの6つの特徴

まだ5Gのサービスが始まったばかりですが、IT関係の媒体では6Gの話題が取上げられています。 5Gの特徴はここに書くまでもなく、誰でも唱えられる3つです。 ドコモによれば6Gの特徴は名前に合わせたわけじゃないでしょうが、6つあるそうです。

「6G」の要求条件は6つ、5Gと比べて何がスゴイのか

日経XTECHの記事は有料記事なので全体が読めません。 しかし、ドコモのページを検索すれば同様の内容の白書が簡単に見つかります。 下図はそこからの引用です。



6Gの特徴は次の6点です。
超高速・超大容量通信
超低遅延
超多接続&センシング
超カバレッジ拡張
超低消費電力・低コスト化
超高信頼性通信


上の3つは5Gと同じ。 6Gでは下の3つが加わるということです。 なんだか大したことないですね。 速度は5Gの10Gから100Gにするのが目標。 遅延は1ミリ秒で5Gと同じ。 多端末は平方キロあたり100万が1000万に。

ミリ波よりさらに周波数が高いサブテラと呼ばれる数100GHzの周波数帯を使うそうです。 5Gのミリ波でも基地局や端末が高価なのに、サブテラで「低コスト」が本当に実現できるのでしょうか。 正直、5Gのミリ波だって企業での用途を見つけるのは大変だと思っています。 6Gの話を聞いてもワクワク感はないです。

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