昨夜、たまたまテレビをつけると「チコちゃんに叱られる」をやっていて久しぶりに観ました。 出されたお題が「人は何故怒るのか」。 今でもよく怒るので、これは面白いと思いました。 答は「障害を乗り越えるエネルギーを生むため」だそうです。 障害というのは例えば会議で他人のとんでもない間違いを指摘する時の「言いにくさ」がそれです。 言い難いことを言うのはエネルギーがいる、そこで怒りが助けてくれるというわけです。 ずいぶんエネルギーを使って来たもんだと思いました。
企業体質に合う「日本型テレワーク」とは
昨年3月から在宅勤務を始め、今年4月からは在宅仕事をしています。 会社に属していないので「勤務」ではなくなりました。 しかし、一緒にプロジェクトをやっている人との仕事の仕方は「在宅勤務」の時と変わりません。 快適で効率的です。 通勤時間が不要なのがその最大の理由です。
オンライン会議やオンライン・プレゼンにも慣れて、相手の表情がけっこうきれいに見えるので、笑っていたり、むすっとしていたり、話の反応がつかめてリアルと同じくらい楽しめるようになりました。
テレワークは定着して当たり前じゃないか、と思うのですが世間ではそうでもないようです。
企業体質に合う「日本型テレワーク」とは 総務省が提言書を公開
これだけコロナが蔓延しているのにテレワークの実施率は昨年より下がっているとのこと。 総務省はなんとかテレワークを定着させようとこのレポートをまとめたようです。
日本特有の課題を認識し、ポストコロナで目指すべき「日本型テレワーク」を次の5項目によって定義しています。
1.少子高齢化や生産性といった日本の社会課題の解決に貢献すること
2.テレワークを契機としてICTツールを積極的に活用すること
3.一律テレワークではなく、育成期には対面機会を計画的に設けるなどの配慮をすること
4.無駄な出社への同調圧力の排除やコミュニケーション促進施策の実施といった世代間ギャップを埋めるための工夫を図ること
5.ウェルビーイングの向上
どの項目も抽象的で実行するための具体性がないですね。 ウェルビーイングの向上なんて、どうしろって言うんでしょう?
「企業体質に合う『日本型テレワーク』」という言葉がおそらく矛盾をはらんでいて、企業体質に合わせるとテレワークは不可、企業体質を変えることでテレワークが定着するのだと思います。
*ここに書いてあることで質問、ご意見などありましたら掲示板かメールでお知らせください。
情報化研究会掲示板