今週、仕事で一番時間をかけたのは「みまもり パペロ」の自治体との契約にかかわるものでした。 自治体は原則的に単年度契約なので、年度をまたいで継続する「みまもり パペロ」も毎年契約を締結し直す必要があります。 その中で運用等の見直しもあるので、来年度の運用等の内容を固めたあと、それを契約書に反映します。 新規に来年度からサービスを始める自治体もあります。 契約書は法務担当が作ってくれるのですが、条文というのは独特の言い回しがあって、くどいなあ、と感じることが多いです。 何回やっても契約書のレビューは面白いとは思えません。 でも、修正点を指摘するのはけっこう得意です。
第62回情報化研究会・第10回打倒!コロナ研究会
NTTのIOWN構想
毎週、ICTのニュースをチェックしているのに、NTTのIOWNを知りませんでした。 読み方も分からない。 アイオンだそうです。
参加企業に温度差、NTTの大胆すぎるIOWN構想
IOWN構想の意味はNTT研究所のWebサイトで解説されています。
IOWNとは
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図の左下に「光電融合」という言葉がありますが、NTTはこの技術が進んでいるようです。 コンピュータ内の情報処理を電気信号でなく、光のまま行うことで高速化できエネルギー効率も高められるとのこと。
未来的な図ですが、一番下に「公衆網」と「プライベート網」という言葉があって、この概念だけは古いままなのだとおかしくなりました。 TCP/IPを使わず超高速高効率な伝送を可能にするそうです。 TCP/IPを使わないとインターネットとの関係はどうなるのでしょう?
2008年にサービス開始したNGNもインターネットなんていらない、というようなサービスでした。しかし、NGNで使い物になったのはフレッツ光 ネクストだけで、しかもインターネットの足回りが主な用途です。 サービスはインターネットで、足回りはNGN。
IOWNがいかに技術的に優れていても、その中で使えるサービスがなければ存在意義はありません。 そのサービス、どうやって実現するのでしょう? インターネットで使っているサービスがそのまま使えなければユーザーはつかないでしょう。 インターネットとの関係をどうするのか、が書かれていないIOWN構想は絵に書いたモチで終わるのではないでしょうか?
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