間違いだらけのネットワーク作り(1146)2021/01/30
SD-WANはハードのかたまり(1146)

小金井公園の梅園で梅の開花が進んでいます。 梅の木の下で写真を撮る人が増えました。 お昼時にはお弁当を広げて花見を楽しむ人たちも見かけます。 今日は「竜眠枝垂れ」という品種が花を開き始めました。 それにしても竜が眠っている姿を想像して名前にするとは、昔の人は想像力がたくましいですね。 



第62回情報化研究会・第10回打倒!コロナ研究会

SD-WANはハードのかたまり

今週のネットワーク関係のニュースを見ていて眼にとまったのは東京海上日動のSD-WANでした。 

東京海上日動が全国300拠点にSD-WAN

有料会員になってないので内容が読めません。 でも、ググると簡単に詳しいドキュメントが見つかりました。



SD-WANという名前からはソフトウェア主体のネットワークであって、箱ものは少ないように想像するのですが、箱だらけなので笑ってしまいました。 すべての拠点にSD-WAN用のエッジルータを追加設置しています。 ネットワーク全体としては専用線とインターネットで二重化されたネットワークであり、「見かけ上」は20年前のネットワークと変わりありません。

ただ、エッジルータやクラウドによって、これまでにない有用な機能が実現される、ということのようです。 既存ネットワーク、SD-WAN部分とも「箱が主役」。 私はこれからの企業ネットワークは作るのではなく、サービスを選ぶべきだと思っています。  ユーザーが箱やサービス内部の仕組みを意識しなくても、簡単に使えて柔軟性やセキュリティに優れたネットワークサービスが増えることを期待しています。

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