間違いだらけのネットワーク作り(1126)2020/9/12
日本の超高層ビルの始まり(1126)

3月末から始めた在宅勤務がもうすぐ半年になります。 この間、一度も出社していません。 月曜日の朝のプロジェクト進捗会議から1週間が始まり、ネットワークとロボットの仕事をしています。 何の問題もなく、かえってコロナ以前より効率が良くなっています。 シンクラ・パソコンとZOOMのおかげです。 あと、ロボット。 今年度に入って、出張というか、客先にまったく出向いていませんが、私の代わりにロボットがあちこち出張してくれて、デモを披露してくれています。 今も静岡と埼玉に出張中です。 昨年の夏は広島、金沢、岡山でセミナーや展示をやり、あちこちの自治体に出張していました。 丸っきり仕事の仕方が変わってしまいました。 効率は上がったのですが、お客様とディスプレイでしか対面できないのが物足りないです。

  第6回打倒!コロナ研究会は10月3日(土)19時から開催します。 講師はNHKテクノロジーズの岡田俊一さんです。 テーマは「 ユニバーサルメディアとAI技術〜役立つ字幕から楽しめる字幕へ〜」です。 岡田さんが開発した聴覚障害者のための字幕で、AIが感情をとらえてそれを表すフォントで字幕を作る技術です。 いつもとは違う世界の話が聴けそうです。 プログラムをは下記のリンクにあります。

第58回情報化研究会・第6回打倒!コロナ研究会

日本の超高層ビルの始まり

先週土曜日、第5回打倒!コロナ研究会で前・カジマアイシーティ社長の松田元男さんに「建設業とICT」という講演をしていただきました。 31名が参加、懇親会には19人が残りました。 松田元男さんは新入社員の時、コンピュータを使った高層ビルの耐震解析の仕事をしたそうです。 私にはこの話が一番印象に残りました。 日本で初めての超高層ビル、霞が関ビルの話がなつかしかったからかも知れません。

1963年以前はビルの高さが法律で31メートルに規制されていました。 63年にその規制が撤廃され、地震国である日本でも超高層ビルの建設が可能になったのです。 その立役者は2人、柔構造理論による高層ビルの設計を確立した東大の武藤清教授と、三井不動産の江戸英雄さんだそうです。 建設したのが鹿島建設。 どんな分野でも黎明期の話というのは興味を引かれます。

私は初めて東京に来た69年に霞が関ビルを見学しました。 そのずっと後、電電公社に入ってから、30階にあった電電公社のショールームにもかなりの回数足を運んたことがあります。 けっこう思い出のあるビルなのです。

今、ICTの世界で霞が関ビルに相当するような仕事は何でしょう。 ローカル5Gなんて大したことないし。 人の仕事の仕方と生活を大きく変えたという意味ではZOOMの方がよっぽどローカル5Gより社会的影響力がありますね。 でも、超高層ビルのような壮大さはありません。

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